分布 北海道。
特徴 オスの尾鰭の基底が橙色を呈するため、かつてはトウヨシノボリという標準和名で呼ばれていた。しかし、トウヨシノボリとされていたものは、地域ごとに固有の進化を成し遂げており、体サイズ、体色、生活様式などが変異に富むことが知られていた。このため、地域ごとにそれぞれ別の種、もしくは別の亜種である可能性が指摘されており、2013年に出版された「日本産魚類検索第3版」では、トウヨシノボリという標準和名が消された。そのため、朱太川水系に生息する本種の学名および標準和名は、現在確定していない状況である。新しい名前が付く可能性もある。全ての個体が河川で産まれ、孵化した仔魚は海に下る。仔魚は1〜2ヶ月ほどの間を海で過ごし、やや成長した稚魚が8月頃から10月頃にかけて海から河川へ溯上する。黒松内では、ルリヨシノボリと区別せずに「セイヨウゴダッペ・セイヨウゴダラッペ」と呼ぶ。
椀だね・揚・佃煮

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