ハナカジカ

Cottus nozawae Snyder, 1911

北海道レッドリスト 留意種

分布 新潟県・岩手県以北。
特徴 産卵はカンキョウカジカやカジカ中卵型とはほぼ同様の時期に行われる。仔魚は海へ下ることはなく、一生を河川で過ごす。2012年現在、朱太川水系では、他の2種よりも上流側に生息しており、ほとんど同所的にみられることはなく、棲み分けている。本種も身体の模様を周りの環境に合わせて変化させる。その体色は茶色味を帯び、背面から見ると3本の黒色帯があるが、この黒色帯がはっきりしないこともある。腹鰭は縞模様が見られる。前鰓蓋骨棘は3本。大型個体は第1背鰭の縁が黄色味を帯びる。また、カンキョウカジカやカジカ中卵型と比較すると相対的に頭部が大きいといった特徴がある。
焼・煮・揚・佃煮

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