ヤマメ

Oncorhynchus masou (Brevoort, 1856)

環境省レッドリスト 準絶滅危惧
北海道レッドリスト 留意種

分布 山口県・神奈川県以北。
特徴 例外的に二つの標準和名を持つが、同じ種である。サクラマスは降海した個体の呼び名で、ヤマメは河川に残留した個体を指す。黒松内ではそれぞれ「マス」、「ヤマベ」と呼ばれることが多い。海に降りるかどうかは、産まれてから2年目に決まる。あまり成長できなかったオスの一部とメスの大半が5〜6月頃に銀毛化(体色が銀色になること)して海に下る。それらは黒松内では「ヒカリ」と呼ばれる。サクラマスは 1年の海洋生活を経て大きく成長し、春に河川へ溯上する。溯上後は河川で4ヶ月間ほど過ごし、晩夏に成熟して秋に産卵を行う。サクラマスは産卵後に必ず死ぬが、ヤマメは複数年にわたって産卵に参加する。北海道では資源保全の目的から、河川でのサクラマスの採捕と、春季のヤマメ(「ヒカリ」が降海する時期のため)の採捕を禁止している。
刺身・ルイベ・焼・煮・揚

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