Oncorhynchus keta (Walbaum, 1792)
分布 |
日本海、オホーツク海、北太平洋の全域。 |
特徴 |
朱太川では9月中旬頃から河川に溯上し始め、11月中旬頃まで産卵する個体が見られる。孵化した仔魚は川で越冬して稚魚となり、春から夏にかけて全ての個体が海へ降りる。2〜8 年をかけて北太平洋を大回遊し、ほぼ確実に産まれた川へ戻ってくる(母川回帰)。産卵を終えた後、その一生涯に幕を閉じる。産卵のために海から河川に入ると、オスは鼻曲りの状態となり、体色は銀色からブナの幹に似た色・模様へと変化する。産卵を終えた死体(「ホッチャレ」と呼ばれる)は、河川や河川付近の陸地に栄養塩の提供し、生態系の物質循環を支えている。日本では、資源保全の観点から、河川でのサケの採捕は禁じられている。 |
食 |
刺身・ルイベ・焼・干・煮・鍋・揚・粕漬け・味噌漬け |
人気順は閲覧数やいいね!の数を反映しています。推薦したい写真には、いいね!をどうぞ。
稚魚(北海道特別採捕許可を得て採集),いきモニくろまつない:http://kuromatsunai.tkl.iis.u-tokyo.ac.jp/guest/data_view.ph