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サメかコサメか分からずじまい

[ 記事No.3164 ]
22件のコメント
サメかコサメか分からずじまい
以下に添付するのは、今日 (9/25)、東京港野鳥公園のサメビタキが出ていた場所で撮影した写真です。
http://wbsj-wildbirdpark.blog.jp/archive...

家に帰ってから約半日、図鑑やネットの情報と写真をにらめっこして、私が出した結論は、全部コサメビタキ!なのですが、どうでしょうか? 強いて言えば、画像4が最もサメの可能性が高いと自分では思いましたが。どなたか、ご助言を頂けると有難いです。

よろしくお願いします。サメビタキも難しいです。迷宮です。
画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
私も全部サメビタキだと思いました。
画像2が一番サメビタキらしい。正三角形に近い嘴で羽縁が黄褐色(バフ色)。

ただ、画像5だけはコサメビタキかも。
サメビタキだと思う画像4と同じ顔みたい(同一個体)なので、その理由でコサメビタキと思いましたが、どう見ても見た目はコサメビタキ。

あと画像5はコサメビタキの特徴の初列風切の突出が短いようにも見えますね。横からの写真ではないので、この点による判断は微妙ですけど。
Misodaさん、コメント有難うございました。感謝、感謝です。
私の判断を肯定していただけて、とても嬉しいです。(昨日の私の文章では「全部コサメビタキ!」と書いてしまいましたが、「全部サメビタキ!」の間違いです。ややこしくてスミマセン。)
ちなみに、私がチェックしたポイントは以下です。自分の主観に基づき、そうだと思った項目に Y が入っています。
プチ遠征中にてご無沙汰しておりました。私の見立ては画像1と5はコサメビタキ、画像2,3,4はサメビタキです。私が真はっ先にチェックするのは翼(初列風切)が尾羽のどのあたりまで突出しているかで、だいたいの目安はコサメは尾羽の付け根あたりまで、サメは尾羽の真ん中あたりまで、エゾは尾羽の真ん中から2/3くらいまで。この翼の長さには時々例外がある(画像2)ので、下面の色や模様、上面の色や羽縁の色、顎線の有無なども合わせてチェックします。画像2の翼は尾羽の付け根あたりまでですが、不明瞭な顎線もあり、上面はエゾやコサメよりも最も濃い褐色で羽縁が黄褐色なのでサメビタキと考える次第です。
ひげじいさん、お帰りなさいませ。やはり、Misodaさんとひげじいさんのお二人からコメントを頂くと、そのスレッドのアカデミックさが格段に上がりますね。
今回私は鳥の上半身にばかり目がいっていて、翼の長さはあまり気にしておらず、結果的に、判断の一助になるような別アングルの写真が撮れていませんでした。(動きが速くてそもそも写真がたくさん撮れなかったというのもありますが。)
今度サメ/コサメにあったら、全体のシルエットに注目してみようと思います。
先日、添付の左上の写真をコサメビタキとして投稿したのですが、その後 Misoda さんが作られた資料 (http://zukan.com/jbirds/leaf73787) その他を見て、やはり、紛らわしい鳥は他の方々の審査を受けてからの方が良いだろうと思い直し、一旦投稿を取り下げました。
以下の 4枚の写真はいずれも私がコサメビタキだと思うものなのですが、合ってますでしょうか? 暗い写真で色味がイマイチですが、コメント宜しくお願い致します。
目先の白い部分がはっきりしなくて迷いますね。
仕方がないので初列風切の突出具合で判定します。添付の図の緑は大雨覆先端と初列風切の先端を結んで真ん中の場所が分かるようにしたもの。赤い線は三列風切から突出している初列風切の長さを示したものです。
このように初列風切の突出が緑の線の半分より短いものはコサメビタキです。
Misodaさん、いつもながら、丁寧な考察コメントどうも有り難うございました。
ひるがえって、このスレッドの最初の投稿の画像5を逆転でコサメビタキとして登録させて頂きたいと思うのですが、いかがでしょうか。Misodaさん、ひげじいさんがおっしゃる注目点にぴったり合致していますので、このフォーラムの活発な意見交換の象徴的な一枚として相応しいと思います。画像4との関係は気になりますが。
(何より、私自身が、画像5が可愛くて気に入っており、宙ぶらりんな状態にしておきたくないので、、、)
最初の投稿は見直そうと思っていましたが、やっぱり週末になりそう。
あざっす!
自分でコサメビタキの写真を投稿するに当たって、皆さんの写真と、Misodaさんの識別資料を拝見しました。それで、少し疑問に思ったので質問させてください。
トリビオさんの画像2は、初列風切の突出が短くて、コサメビタキに見えるのですがどうでしょうか。

Jstageで鳥類標識誌のコサメ・サメ・エゾの幼鳥の識別についての論文を見つけたのですが、それによると、嘴の形状と、露出三列長さ:初列風切の突き出し長さは幼鳥でもコサメとサメの特徴を備えているそうで、色味での識別に個体差が大きいことを考えると有効かなと思います。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jbb...

真下から見た嘴形状は、コサメはサメより細長いけれど、タケノコのようにふわっと膨らんだ形なのと、黄色い部分が大きいために膨張して見えるようです。
サメはラインが直線的な三角なので、角度によってはすっきり鋭角に見えます。

それでいくと、https://zukan.com/jbirds/leaf73667 のサメビタキも、尾との対比では翼が長く見えますが、露出三列:初列風切の突き出しはコサメの長さに見えます。

初心者なのでとんでもない勘違いをしているかもしれません…、先輩方の胸を借りられたらと思います。
kaiさん、これはまたナカナカ興味深く、また難解な問題ですね。
私の場合、サメかコサメかの判断はフィールドでの見た目でまず判断してから撮影に入ります。(ヒタキ3兄弟はいずれもしばらく観察してもコチラが変な動きをしない限り飛び去りませんので、ジックリ観察してから撮影するのが得策のように思います。一端見失ってもしばらくすると戻ってきます。)
 嘴形状や黄色と黒色部の差異ですが、幼鳥と成鳥でも異なりますし、見る角度でもかわってきます。
 私はパット見、ダークサイドを感じたらサメを疑い、色合いが薄く目玉が大きく可愛らしく感じたらコサメだろうと推測し、あとは納得いくまで観察です。この手の野鳥は細部のデティールにこだわると迷宮に迷い込むような気がします。
 アバウトなコメントで申し訳ありませんが、サメとコサメの下からの顔写真(サメのほうは若鳥です)を参考までに添付します。
ご指摘、情報、ありがとうございます。
>トリビオさんの画像2は、初列風切の突出が短くて、コサメビタキに見える
こっち側の初列風切の先端が分かりにくいのですが、向こう側の初列風切も見てください。露出三列長さ:初列風切の突き出し長さは、同程度だと思う。嘴の形状については確かにそういう傾向はあり、その点ではコサメですね。全体的な印象はサメビタキで違和感はないのですが・・・。

https://zukan.com/jbirds/leaf73667 はコサメのように見えます。

今日は、もうダウン。
うぅ、何度も何度もゾンビのように甦ってくる悪夢のようなこのテーマ、、、なんとかならないものか、、、
アカヒゲさん、アップの写真をありがとうございます!
今まで目のぱっちり加減とお腹の白さだけでコサメビタキと判断していたので、サメビタキに色が薄い固体があると今になって知り、混乱していました。アカヒゲさんの写真で、サメビタキのアイリングが褐色なのがよく分かりました。(それにしても美しい目ですね!)

Misodaさん、トリビオさん、掻き混ぜてしまって申し訳ありません~。
Webで検索しても、「間違えやすい」「間違えている人を見かける」という記述がそこかしこに見られて、どれを信じていいのやら分からなくなりました…。それで学術論文的なものを探すに至った次第です。
トリビオさん、
野鳥観察をする人達にとっては避けては通れない課題ですね。
このスレが未だに活用されてることからもkaiさんの熱心な姿勢がうかがえて、大変うれしく思いました。また未同定のコーナーの野鳥についてもなくすことが目的ではなく、いろんな方の見解や投稿者本人の悩みがうかがえる点で大変有意義だと思います。
 あとkaiさん、サメビタキのアイリングは私の紹介写真では若鳥ということもありハッキリしませんが典型的なサメビタキではアイリングはやはり白です。コチラのサメビタキのコーナーには、私的には「コサメビタキではないかなぁ」と思うものも含まれていますが、明確な根拠を示せないので投稿者のかたの判断を尊重しています。自分のストックの中ではわかりやすいサメビタキ1枚添付します。
アカヒゲさん、またも写真をありがとうございます。見本として保存させていただきました(拝)
自分はこれまでコサメビタキしか見たことがないと思いますが、いつか「これってサメビタキ?」という出会いがあったとき、照らし合わせるイメージとして頭に残しておきます。

アイリングは、どこかでコサメビタキ:白、サメビタキ:汚白色、と読んだのですが、光の加減に左右され易いのか、沢山写真を見ても今ひとつピンとこなかったもので。
でもおっしゃる通り、実際に野で見つけた時には、細部よりまず全体の印象で判断すべし、となりますね。勉強になりました。
今日 (10/8)、近所の緑地で、サメビタキっぽい写真が撮れましたので、古いスレを一つ掘り起こします。
残念ながら、これ一枚しか撮れておらず、細かいところが確認できないのですが、上面の濃さ、下面の斑の出方から、サメビタキではないかと思いました。(’◇’)
これまたビミョーな個体ですね。
・目先の白い部分の感じ
・初列風切羽の突出は長い
・下腹部でも縦斑がわりとハッキリしている
・横顔の色合いに暗黒面をあまり感じない
・サメのような目力を感じない
主観が多分に入っているので参考にならないかもしれませんが
私的にはエゾビタキかなと感じました。
アカヒゲさん、コメント有り難うございました。
そっかー、残念。迷ったら普通種っちうことで、エゾビタキとして投稿させて頂くようにします。(’◇’)
昨日、友人が別の公園で撮った個体の写真を拝借し、以下に貼っておきます。これと比べると、僕の写真をサメだと言い張るのは難しいですね。(笑)
トケン類の識別のときにも思うことですが、下面の縞模様は、鳥が全身の羽毛を立てて丸くなっているときには、不明瞭になり、判別が難しくなるので注意が必要ですね。(’◇’)
この個体は目先の白色部が明瞭、顔に対する目の大きさ、嘴の感じからコサメビタキのように感じますが如何でしょうか?
・下面の模様は目視(双眼鏡)での識別に有効。
・画像では撮影条件により悩ましく写ることが多く、むしろ背面が3種の区別に役立つ情報が多い様に感じています。

ただ、サメビタキについては正面、側面の画像はわりと見れるのですが背面がナカナカ見れずにいます(照)
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