[ 記事No.19323
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3件のコメント
11月ののスズガモと2、3月のスズガモ
ズルしようと思ったわけではないのですが( https://zukan.com/jbirds/leaf169375 )にて、kantamさんにコメントをいただき、またShin'sさんに解説いただいて、まるっきり当てずっぽうのまま、スレを立てなくて正解でした。感謝いたします。
まず最初にこのズカンに印象深い画像があります。
( https://zukan.com/jbirds/leaf75407 )の12月初旬の道南・八雲町での撮影画像です。
スズガモ、面白いねえと思う前に
2016/3/4の千葉市(東京湾)での画像を自ら最初の「コメント」として添付したいと思います。(9枚目の画像)
しょぼいコンデジの画像でも雌雄の識別は容易だと思います。
●背が波状斑に覆われて淡いグレーに見える♂。鼻先の白が特徴の♀。
ところが丁寧に見ていくと、年明け2~3月になっても、この生殖羽の両者のどちらとも言いがたい個体もわずかながら見られます。たとえば( https://zukan.com/jbirds/leaf116668 )→2020/3/4・青森県八戸市
これが♂生殖羽に換羽中の♂1年目冬(後期?)だと思います。
この時期の♂1年目冬は虹彩の色は明るくなっています。
ところが、晩秋のスズガモはそこまで簡単ではないようです。(冒頭No.169375)
23/11/16函館港での観察で偶然3羽がきれいに並んだ瞬間があり、
晩秋のスズガモの識別欲を刺激された次第です。
相変わらず長くて恐縮です。
日本のカモ識別図鑑では関東での画像が多く(時期の問題)、書籍の性格上、上陸中の個体を中心に全身画像を扱っているので、自分としてはなかなかピンときません。
特に関東以西の観察者にはあまり実感のない形態のスズガモに接しているのかもしれません。晩秋のスズガモ観察では
1.虹彩のコントラストで成幼を判断する
2.上面の波状斑の分布を見る(上面全体に広がりそうなのは♂)
3.頭のカタチで雌雄を判断する(とりあえず、ごついのが♂・難)
4.上面と脇の褐色の明暗が明瞭なのは♀(♂は換羽が進行すると褐色の明暗ではなくなるため)
1~4を総合しての判断で、(画像1~8は)以下自コメントのようにしてみました。
まず最初にこのズカンに印象深い画像があります。
( https://zukan.com/jbirds/leaf75407 )の12月初旬の道南・八雲町での撮影画像です。
スズガモ、面白いねえと思う前に
2016/3/4の千葉市(東京湾)での画像を自ら最初の「コメント」として添付したいと思います。(9枚目の画像)
しょぼいコンデジの画像でも雌雄の識別は容易だと思います。
●背が波状斑に覆われて淡いグレーに見える♂。鼻先の白が特徴の♀。
ところが丁寧に見ていくと、年明け2~3月になっても、この生殖羽の両者のどちらとも言いがたい個体もわずかながら見られます。たとえば( https://zukan.com/jbirds/leaf116668 )→2020/3/4・青森県八戸市
これが♂生殖羽に換羽中の♂1年目冬(後期?)だと思います。
この時期の♂1年目冬は虹彩の色は明るくなっています。
ところが、晩秋のスズガモはそこまで簡単ではないようです。(冒頭No.169375)
23/11/16函館港での観察で偶然3羽がきれいに並んだ瞬間があり、
晩秋のスズガモの識別欲を刺激された次第です。
相変わらず長くて恐縮です。
日本のカモ識別図鑑では関東での画像が多く(時期の問題)、書籍の性格上、上陸中の個体を中心に全身画像を扱っているので、自分としてはなかなかピンときません。
特に関東以西の観察者にはあまり実感のない形態のスズガモに接しているのかもしれません。晩秋のスズガモ観察では
1.虹彩のコントラストで成幼を判断する
2.上面の波状斑の分布を見る(上面全体に広がりそうなのは♂)
3.頭のカタチで雌雄を判断する(とりあえず、ごついのが♂・難)
4.上面と脇の褐色の明暗が明瞭なのは♀(♂は換羽が進行すると褐色の明暗ではなくなるため)
1~4を総合しての判断で、(画像1~8は)以下自コメントのようにしてみました。
23/11/16函館市にて観察
画像1(A)♀成鳥
画像1(B)♀成鳥・Aより換羽進行
画像1(C)♂幼羽から換羽中
画像2(D)♂1年目冬
画像2(E)♀成鳥・Dとは頭のカタチを比較
画像3(F)♂幼羽から換羽中
画像3(G)♂1年目冬・Fより換羽進行
画像4 ♀成鳥・エクリプス(生殖羽換羽遅れ)・鼻先、虹彩
画像5 ♀幼羽
21/11/16函館市にて観察
画像6 ♀?幼羽・虹彩の色
19/2/22八戸市にて観察
画像7 ♀(自信ナシ)→過去投稿( https://zukan.com/jbirds/leaf102144 )
画像8 ♂1年目冬→過去投稿( https://zukan.com/jbirds/leaf102084 )
ちなみに♀生殖羽(1年目含)の上面は波状斑が広がっても♂のようには目立たないので、こだわり過ぎないほうがいいみたいです。(日本のカモ識別図鑑のp.213、上から2番めのイラストには抵抗があります)
画像1(A)♀成鳥
画像1(B)♀成鳥・Aより換羽進行
画像1(C)♂幼羽から換羽中
画像2(D)♀成鳥
画像2(E)♂幼羽から換羽中
画像3(F)♂幼羽から換羽中
画像3(G)♀成鳥
画像4 ♀成鳥 嘴基部の白斑はごま塩状のこともあります、メスにエクリプスはありません。
画像5 ♀幼羽
画像6 ♂幼羽から換羽中
画像7 ♂幼羽から1年目冬移行終盤
画像8 手前♀成鳥、奥♂幼羽から1年目冬移行中です。
虹彩色が鈍いのは幼羽、嘴が部分的に黒いか全体灰色はメスに多い、嘴基部の白斑が嘴上縁に接して狭いのはオス、離れて広く嘴下部に及ぶのはメスと判断すればそれほど困難ではないです。イメージと実際の知識が整合していないように思えます。メスの波状斑の入り方はイラスト通りです。ここで示された画像からもわかるはずです。メスの波状斑の入り方はオスのモノトーンに対して褐色が混じる特徴があります。雄化個体が混じっていることもあれば雌でも嘴上面が明るい灰色の個体もいます。虹彩色については雑種の組み合わせ特定にとても有用な要素であるため厳密に判定する必要があります。
画像1(B)♀成鳥・Aより換羽進行
画像1(C)♂幼羽から換羽中
画像2(D)♀成鳥
画像2(E)♂幼羽から換羽中
画像3(F)♂幼羽から換羽中
画像3(G)♀成鳥
画像4 ♀成鳥 嘴基部の白斑はごま塩状のこともあります、メスにエクリプスはありません。
画像5 ♀幼羽
画像6 ♂幼羽から換羽中
画像7 ♂幼羽から1年目冬移行終盤
画像8 手前♀成鳥、奥♂幼羽から1年目冬移行中です。
虹彩色が鈍いのは幼羽、嘴が部分的に黒いか全体灰色はメスに多い、嘴基部の白斑が嘴上縁に接して狭いのはオス、離れて広く嘴下部に及ぶのはメスと判断すればそれほど困難ではないです。イメージと実際の知識が整合していないように思えます。メスの波状斑の入り方はイラスト通りです。ここで示された画像からもわかるはずです。メスの波状斑の入り方はオスのモノトーンに対して褐色が混じる特徴があります。雄化個体が混じっていることもあれば雌でも嘴上面が明るい灰色の個体もいます。虹彩色については雑種の組み合わせ特定にとても有用な要素であるため厳密に判定する必要があります。
Shin'sさん、詳細にありがとうございました。
お手数をおかけしました。
しっかり読み込んで画像と再度比較します。
自分の過去の投稿ぶんも見てみます。
お手数をおかけしました。
しっかり読み込んで画像と再度比較します。
自分の過去の投稿ぶんも見てみます。