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フィールド図鑑(イラスト)について考えてみた。

[ 記事No.16671 ]
2件のコメント
フィールド図鑑(イラスト)について考えてみた。
昨日(2022年7月6日の午前中)、待望の中国版フィールドガイドである「中国鸟类观察手册」が手元に届いたので独断ではありますが、イラスト図鑑(私が持っているもの)での比較を行いました。あくまで私感ですが、参考になれば幸いです。
「中国鸟类观察手册」において特筆すべきは、主な野鳥について鳴き声がQRコードで読み込める点。私のスマホではカメラ機能が貧弱なのかグーグルレンズで直に読み込めず。普通のカメラ機能でズーム撮影してから読み込まないとリンク先に飛びませんでした。これは図鑑の問題ではなく私のスマホ機能の問題のようで妻の高機能スマホでは直に読み込めました。私の場合、野外でスマホを操作しないため(というかスマホにお金つぎ込みたくないので)1G制限としてるので、WIFIが使えるところ以外で使用することはないと思うのでOKです。鳴き声検索機能については、今後発行される国内の図鑑でも採用してほしいと願います。
(図解だけが野鳥図鑑ではないハズ)
本の構成としては、フィールド図鑑「日本の野鳥」(文一総合出版)に近いかと思います。
「日本では未記録種についてもっと知りたい。」
という方には購入しても損のない1冊だと思います。
あと、日本で見られる種でも近似種が多く掲載されてる点はやはり大陸の強みですね。
ただし特定の種について詳しく知りたいという方にはおススメできないかも?(どこに重点をおくかで必要性が変わってくるので一概には言えませんし他の中国の文献を持ち合わせてないので比較ができない)。
イラスト図鑑って作り手の思いが写真図鑑より伝わりやすいのは確かだと思いますし、日本の図鑑との表記の違いから、その国の文化や文明について垣間見れる点は面白く感じました。
一番惜しく感じられたことは、大きさ(A5より大きい)、重さ約1.3㎏ではフィールド図鑑として携帯する気にはならないと私は感じたことです。これも大国のスケールの大きさなのかもしれません。中国のバーダーは持ち歩いてるのだろうか?(笑)。
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こんにちは。

私も文一のイラスト図鑑持っていますが、時として翼の各部が細かく再現されているものもあり重宝しています。
しかしA5の1.3kgはえらくごついですねえ。
法城寺 さん、
掲載種が倍になってしまいますから、自ずとコンパクトにするのには無理があるようです。でもイイ図鑑だと思います。
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