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この鳥の名前を教えてください。

[ 記事No.16420 ]
8件のコメント
この鳥の名前を教えてください。
特徴
1.羽衣に黒いところはない。
2.胸からわき腹にかけて黒褐色の縦斑がある。
3.不明瞭な頭央線がある。
4.下嘴はピンク色、上嘴灰色味がある。
5.脚は赤っぽい。
当サイト、及び他の図鑑等調べてみましたが分かりませんでした。
よろしくお願いいたします。

画像1
画像2
おはようございます。
難しいですね。
腰の色味を確認したいところではありますが、第一印象と、eddypapaさんの観察されたポイントからまずはアオジのメスと思いました。ただ画像を見る限り、喉や体下面に黄色味があまり感じられず、この個体は日本海側で撮影されたのであるならば、シベリアアオジのメスの可能性があるのではないかと思いました。シベリアアオジのメスは後頸が黒灰色のようで、そのあたりも踏まえて画像2を載せて頂いているのだと考えましたが、私にはその識別ポイントの判断が付きませんでした。参考程度でお願いします。
TGMさん コメントありがとうございます。
シベリアアオジのメス、確かに似てますよね、私も迷いましたが眉斑や下面の縦斑などが違うように思いました。
腰の色味をご覧になりたいようですが写真はこの2枚しかとれませんでした。
今、検討しているのは、サバンナシトドです。嘴の色形、足の色、羽衣の柄の配置など共通点が多くもしや・・・?と思っています。撮影場所が舳倉島でしてちょっと期待しています。
サバンナシトドの可能性はないと思います。
シベリアアオジの雌はアオジ♀に近いものから、ほぼお腹に黄色味のない個体まで様々いますが、これも普段観察していないとナカナカ難しいですね。今後、似通ったものと出会った際、観察を重ねる以外にはないのかなと感じています。
アカヒゲさん コメントありがとうございます。
そうですかサバンナシトドの可能性は無いですか?
そう言い切れるのはきっと経験豊かな方の勘所があるのでしょうね。
まだまだ経験不足の私としては勉強のつもりでもう少しこの鳥は何なのかあがいてみたいと思います。
参考までにサバンナシトドの可能性はないとした理由を聞かせていただけると幸いです。


まず、眉班は明瞭で黄色味がかんじられないこと。
画像からアオジ♀️もしくはシベリアアオジ♀️ではないという根拠をみいだせない。
仮にサバンナシトドを疑った場合に、その根拠となる一致点をみいだせないことです。
稀少種を疑う場合は誰もが納得できる識別点が必要になると思います。
また、シベリアアオジ♀️については、書籍などでも詳しくかいてあるものは私の知る限りでは見当たらず、アオジ♀️にくらべ全体に色が淡い程度しか認識していませんが、冬のアオジ観察と渡り期のアオジに違和感を感じたらシベリアアオジを疑うようにしています。
サバンナシトドについては♀️でもアオジとは外部形態が異なると思います。
私が画像を拝見した限りの意見ではおりますが、アオジ♀️もしくはシベリアアオジ♀️のいずれかに絞り込めると思います。
早速の返信ありがとうございます。
私もはじめシベリアアオジのメスを疑っていましたが眉斑に違和感を覚えました。シベリアアオジのメス(以下アオジとします)は眉斑の始まりが眼の上あたりですが、サバンナシトドのそれは嘴基部から始まっており太さもアオジより太いようです。またサバンナシトドの眉斑の色は黄色だけでなく白いもの淡褐色のものなどいろんな個体差があるようで山渓ではこの個体にそっくりの淡褐色のものが紹介されています。
また、サバンナシトドには頭央線が有りますが(これも太さに個体差があるようです)、アオジにはあるのでしょうか?この個体には不明瞭ながらあるようです。それと胸から脇腹にかけての縦斑はサバンナシトドのそれによく似ているように見えます。
以上の事から今だにサバンナシトドの可能性を捨てきれないでいます。
いかがでしょうか?





仕事から帰宅しましたので、
私が感じたままの事を記しておきますね。
ヤマケイ図鑑、確認しました。やはり私にはeddypapa さんが見られた画像の個体とは同じようには見えませんでした。
違和感を持たれたという眉斑についてですが、確かにシベリアアオジ♀では目の後方から始まっているように見えるのが一般的だと思います。ただ詳細な画像ではそのことがよくわかります(添付画像左下)。
しかし添付画像右下のように距離が離れていたり角度によっては目先から嘴付近まであるように見えます。(この2枚については同一個体かはわかりませんが、同じ日に同じ場所で撮影したものです。時間軸を確認いただければお分かりかと思います。)
 アオジの雄成鳥では頭央線はないと考えていいと思います。ただし♀や幼鳥の場合は頭央線がうっすらと(eddypapa サンの画像のように)見てとれます。添付画像左上は、シベリアアオジ♂幼鳥、右上はアオジ♀(年齢不詳)です。
 胸から脇腹にかけての縦斑についてですが、上記の2枚の画像から判断するのは私には困難です。
 あと、サバンナシトドの特徴から上記個体がそうではない理由としていくつか挙げてみますね。
・側頭線は黒褐色(上記個体では茶褐色)、また頬の周囲に黒い部分は見受けられない。
・下面の色合いは白色に細い縦斑がある。(上記個体では白色ではなく黄色味を帯びて見える。)
・サバンナシトドの場合、嘴峰は黒褐色ですが会合線は肉食で上記個体の上嘴が全体に黒っぽく見えるのに対して、もう少しピンクがかって見えるように思います。

これは、私の感覚的なものかもしれませんが、身体下面が白く縦斑が細いキマユホオジロ(特に雌)と見間違うことはあっても、上記個体のようにアオジに近い印象を持つものではサバンナシトドはあてはまらないように思います。(図鑑に記してある各部の特徴については同じホオジロ科である点で一致する点もあるかとは思いますが…。)

また、サバンナシトドの画像については、ご承知の通り北米が主な分布域ですので、
https://www.inaturalist.org/taxa/9981-Pa...
👆の画像を確認いただきますと特徴がわかりやすいと思います。

私自身、シベリアアオジは毎年見ていますが、クサチヒメドリについては多分そうだろうというのを遠くに双眼鏡で見たことが2度あるだけで証拠写真すら持ち合わせておりません。
 画像からシベリアアオジを疑う点が多いこと、クサチヒメドリとして考える要素を見いだせず申し訳ありません。
 
eddypapa さんがその可能性を見出すことが出来ればよいですね。


とても丁寧な解説ありがとうございました。
また、お仕事でお疲れのところ長文を頂き恐縮しております。
先の返信の後、ネット上の画像を色々見比べてみましたがますます分からなくなっておりました。そして今回細かく解説頂いた点を一つ一つ確認し、シベリアアオジのメスである事をやっと理解しました。
ベテランの方には簡単に見える識別点も私のような経験の少ない者にとって詳しく解説されて初めて分かるもので微妙な点を見極めるには仰るように経験を積むしかないと感じました。
出来るだけ自力で同定するよう頑張ってみるのですが、識別の難しい種においてはベテランの方の御意見、アドバイスが欠かせないとも思いました。
私はこれからも難しい識別に出くわすと思いますが、またアドバイスを頂けると嬉しいです。
本当にありがとうございました。
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