[ 記事No.10982 ]
4件のコメント
ノスリでしょうか
3月26日八ヶ岳麓の上空で2羽のノスリ類がバトル中でした。
よく見ると、左がオオノスリ、右がケアシノスリのように見えますがどうでしょうか?
よろしくお願いします。
画像1
興味深い写真ですね。
断定はできませんが、ご推察の通り、
左オオノスリ、右ケアシノスリ(だとしたら♀ですかね?)
の可能性あると思います。
猛禽に詳しい方の意見を求めたいところです。
こちらの個体は共に、褐色の腹巻模様と尾羽は扇形に見えるので、ノスリだと思います。ノスリは翼後縁や尾羽の横帯が見られるものから、ほとんど見られない個体までいる様です。
体の大きさは、雌雄の違いが考えられます。猛禽類の場合は、通常はメスの方がオスより大きく見えます。またノスリのオスは、メスより胴が太くずんぐりに見える様です。

ケアシノスリは明瞭な尾羽の横帯と、体や翼に白と黒褐色の斑模様のコントラストが明瞭に見えます。
オオノスリは私も観察経験がありませんが、図鑑で確認しますと、腹部の褐色の斑模様が脛まで見られるのが特徴で、体型は頸が長く見える様です。
撮影された画像の2個体は、ケアシノスリやオオノスリの特徴とは異なると思います。

時期を考慮すると、私の推測ですがこの2羽はノスリの番で、左はメスで右がオス、バトルではなく、求愛のため絡み合いながら飛翔していたのではないでしょうか。

以上私の推測ですので、アカヒゲさんの可能性は否定しません。
kobori さん詳しい解説ありがとうございます。
ごもっともな推測だと思います。
こういう場面を生で見てみたいです。
アカヒゲさん、koboriさん、ありがとうございます。
私の持っている図鑑『新訂ワシタカ類飛翔ハンドブック』によると、
両者ともこの図鑑に載っている写真に似ています(ケアシは幼鳥)。
(ただ、ノスリにも似たような写真があります)
肉眼では、いつも観察するノスリより一回り大きく感じました。
上面を撮れればよかったのですが、うまく撮れませんでした。
いろいろ調べると、やっぱりkoboriさんの言われる通りノスリの可能性が高そうですね。
ありがとうございました。


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