投稿者 ひげじい ひげじい
撮影場所

日本 兵庫県 神戸市

撮影日

2018 /10 /29

雌雄など

未成鳥(幼鳥など)

夏冬羽など

投稿者コメント

昨日、定期的に通うビオトープでヒドリガモ10数羽の小群と行動を共にする1羽のコスズガモ似(嘴基部周りの白斑)の頭部が平らな個体を発見しましたが、ぬぐい得ぬ違和感を感じましたので、本日も再観察に出かけました。よく見るとその大きさはヒドリガモよりも一回りは小さく見え、近くにいたコガモよりも若干大きい程度でした。大きさ的にはコスズガモ?と思いましたが、頭部の形状が違います(コスズは後頭部が盛り上がるおむすび型)。一方、スズガモはヒドリガモと同程度の大きさですが、頭部の形状は前頭部が盛り上がる形をしているので、これも否定せざるを得ません。残るはキンクロハジロの♀幼鳥ですが、大きさ的にはこれに該当し、短い冠羽も認められ、体上面の暗色傾向も一致します。従って写真の真ん中の個体はキンクロハジロの♀幼鳥との結論に至りました。

投稿日:2018.10.29

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2 Comments
  • きちんと検証して検討される姿勢に感服です。見習いたいと思います。

    2018.10.30 03:45 ·不具合が発生しました.報告する
  • くわっちさん、嬉しいお言葉ありがとうございます!昨シーズンまでは図鑑との単純絵合わせで何度か誤認し、恥ずかしい思いを度々しましたので、今年は微妙な個体については投稿前により一層慎重に検討するよう心がけています。

    2018.10.30 05:07 ·不具合が発生しました.報告する
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