投稿者 Tassy Tassy
撮影場所

日本 福岡県

撮影日

2018 /9 /9

雌雄など

未成鳥(幼鳥など)

夏冬羽など

投稿者コメント

農耕地にヨーロッパトウネン幼鳥1羽がトウネン幼鳥の群れの中にいました!

実は最初はこの場所にトウネン幼鳥の群れがいると撮影したのですが、ヨロネン幼鳥は見落としていました。
この写真が撮れたのは、別場所で声をかけて頂いた鳥見歴40年の野鳥の達人様に、先程トウネン幼鳥を撮っていた場所にはヨロネン幼鳥も1羽いたんだよと教えて頂いたお陰です。
再度出向き、今度はトウネン幼鳥の中に1羽だけ上面が黒白はっきりとした、他とは違和感のある個体を見つけ出し撮影する事ができました(^^)/
後で野鳥の達人様にヨーロッパトウネン幼鳥の同定もして頂いています。

《ヨーロッパトウネン幼鳥 識別ポイント》 
①ヨロネンはすべての羽衣で腮から喉・胸にかけて広範囲に白色になる。
②ヨロネン幼鳥は雨覆や三列風切の軸斑(黒斑)が大きく黒味が強いため羽縁との境界が明瞭。
③初列風切が尾羽より突出する。
さらに野鳥の達人様から頂いたヨロネン幼鳥注目ポイントが、
④上胸両サイドに複数のぼんやりした暗色斑の集まり(画像では前から2つ目のまとまり)があり、トウネンでは目立たない。
⑤副眉斑(副二次線)が幼羽で目立つ。(眉斑の上の白ライン)
⑥嘴が尖り気味に見える。

同場所にいたトウネンと比較して見てください。
https://zukan.com/jbirds/leaf96387?e_id=...

運営サイト
投稿日:2018.09.14

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10 Comments
  • うーん、コマッタ。
    僕には、2羽の違いが羽根の摩耗の進行度合いの差にしか見えないです。(泣)

    2018.09.14 17:57 ·不具合が発生しました.報告する
  • トリビオさん、こんばんは。
    ヨロネンに関しては誰かから必ず?がくるだろうと予想してました(笑)

    今回あくまでもヨーロッパトウネン(幼羽)にだけ当てはまる識別なのをまず前提にお願いします。
    私が1番見分けがしやすいと思っているのが、②ヨロネン幼鳥は雨覆や三列風切の軸斑(黒斑)が大きく黒味が強いため羽縁との境界が明瞭。と書いた所です。

    氏原さん著のシギ・チドリ類ハンドブックのP18ヨーロッパトウネンとP19トウネンのそれぞれ左下の幼羽のイラストを見てください。
    ヨーロッパトウネンは肩羽・雨覆・三列風切すべての軸斑が太く黒いため、羽縁の白色や橙色以外の羽部分が黒く描かれています。
    それに対してトウネンは肩羽のみ軸斑が太く黒く描かれていますが、雨覆の軸斑は細く羽の真ん中に黒ライン様に描かれその回りは灰色に描かれています。三列風切に関しても羽色が灰色に描かれています。

    私はこれを見て、なるほどこれは判りやすい!と思いました。
    それで今回私の撮ったトウネン数羽を、ここの部分をファーストチョイスで見比べると、この個体のみ氏原さんの描かれたヨーロッパトウネン幼羽の羽模様にそっくりに見えました。
    その後はその他の識別ポイントもしっかり見て、総合的に判断しました。
    トリビオさん、いかがでしょうか?


    2018.09.14 19:43 ·不具合が発生しました.報告する
  • 今は出先なのでシギチハンドブックは帰ってからゆっくり見るようにしますが、やはり、完全に納得するためには情報が足りません。Tassyさんの見解や氏原氏のイラストに難癖つけるつもりは毛頭無いのですが。
    同じ幼鳥でも、羽根がフレッシュな頃から第一回冬羽の頃まで、見た目が色々に変わるのではないかと思っています。その変化を順を追って比較してみたいです。
    例えば、上のヨロネンの羽根の摩耗が進んだときに、どのように見えるのでしょう。また、下のトウネンの羽根がフレッシュだった頃はどんなだったのでしょうか。それを純粋に見てみたいと思うだけです。

    2018.09.14 21:29 ·不具合が発生しました.報告する
  • ハンドブック見ました。凄いですね、ここまで明瞭に羽軸の違いを描き分けているとは思いませんでした。なぜ今まで気付かなかったのかと驚くほどです。
    Tassy さんがおっしゃることにも納得です。明日からの観察が楽しみになりました。有難うございます。

    2018.09.14 22:12 ·不具合が発生しました.報告する
  • ハンドブック見てもらえて良かったです(^-^)
    やはり1枚の写真で納得してもらえるのは、難しいですよね。
    いつもの多方向からの合体写真で投稿すればもう少し解りやすかったんでしょうね。

    私が最初に幼羽にだけ当てはまる識別ですと書いたのは、トリビオさんが唯一のヨロネン・コンプリート達成者(成鳥夏羽、成鳥冬羽、幼羽すべての段階を撮影し投稿)なので、逆に色々な状態の羽を見てる分、羽模様で識別するのは困惑するだろうなと思ったからです。
    私のような今回初めてヨロネンを見た者の方が、きっと解りやすかったんですよ。


    2018.09.14 22:55 ·不具合が発生しました.報告する
  • Tassyさん、私も先日初めて念願のヨロネン(たったの1個体のみですが...)に会えて感激したばかりですが、氏原さんのイラストを改めて見直してトリビオさんと同じく、2種の幼鳥の精密な描き分けに大変驚きました。これを契機に図鑑の見方も一歩前進です。あと1点、胸の二つ目のぼんやりした褐色斑(脇に近い部分)もある程度の普遍性をもってヨロネン幼鳥の特徴の一つと言えるような気がします。ただこの斑はトウネン幼鳥にも見受けられる場合があるようなので要注意ですが。最近はトリビオさんやTassyさんに教えられたり学習テーマを提起されることも多くなり、同志として心強い限りです。

    2018.09.15 10:35 ·不具合が発生しました.報告する
  • ひげじいさん、同志と呼んで頂き有難うございます。

    今回ヨロネン幼鳥の識別ポイントを書きましたが、初めて1個体を見ただけで、他のヨロネン幼鳥にも本当に当てはまるのか実際は不安です。
    もっともっとフィールドに出てヨロネン幼鳥、トウネン幼鳥を見てみたいです。

    ひげじいさん、2年前に私が「トウネンorヨーロッパトウネンどちらでしょうか?」と質問コーナーでやり取りしたのを覚えてますか?
    当時は識別ポイントなんてろくに判らず、ひげじいさんやMisodaさんに丸投げで識別してもらおうとしてました。(お恥ずかしい⤵)
    その時に頂いた言葉が以下の2つです。

    「迷ったらトウネンと思え。本物は迷わない。」
    「同じ群れの中にできるだけ特徴の違った個体を発見する」

    この言葉を忘れず、2年かかりましたが、やっと出会えました!
    ありがとうございます、ひげじいさん(^^)/。

    2018.09.15 13:27 ·不具合が発生しました.報告する
  • Tassy さん、ひげじいさん、ジョンソンさんの写真を見て頂けますか? 僕は、ヨロネンでいいんじゃないかと思うのですが。
    https://zukan.com/jbirds/question/7338 

    2018.09.17 20:18 ·不具合が発生しました.報告する
  • トリビオさん、ジョンソンさんに意見なんてむちゃ振りは勘弁して下さいよ(^^;)
    取りあえずはコメントさせてもらいました。

    本日も前回とは全然違った場所で、トウネン幼鳥数十羽の中からヨロネン探しをしたのですが全然見つけられませんでした⤵
    やはり希少な旅鳥だからこそ出会いたい思いが強くなり、それゆえにヨーロッパトウネンは人気があるんでしょうね。

    2018.09.17 23:44 ·不具合が発生しました.報告する
  • ですよね。コーヒーじゃないですけど、違いが分かるって、嬉しいことですし。
    今回はジョンソンさんと一緒に他の鳥を見てるときにたまたま見つけたのですが、先日のTassyさんとのやり取りがなければ、気付けなかったと思いますので、感謝、感謝です。(’◇’)

    2018.09.18 06:34 ·不具合が発生しました.報告する
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