投稿者
撮影場所

日本 鹿児島県 奄美大島

撮影日

2023 /12 /9

雌雄など

未成鳥(幼鳥など)

夏冬羽など

投稿者コメント

現地のバーダーさんが、チョウセンオオタカとして観察を続けられている個体です。
たしかに、
・ 体下面が白い
・ 背の羽の付け根の白斑が目立つ
・ 尾の黒い横斑が幅広く、くっきりと目立つ
などの識別ポイントが見てとれます。

環境省 オオタカ識別マニュアル
https://www.env.go.jp/content/900491137....

但し、翼長や尾長の計測をせずしてチョウセンオオタカとするのはいかがなものかとのご指摘を既に頂いていますので、同定は保留とします。

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投稿日:2023.12.16

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7 Comments
  • トリビオさん こんばんは。
    トリビオさんの画像は以前私が投稿しましたhttps://zukan.com/media/leaf/original/150631.jpg...
    背部のハート模様 オオタカより体下部ご特に白く見える等よく似ているなと投稿画像を拝見しました。
    私は日本野鳥の会が認定していないという理由で単なるオオタカ幼鳥で投稿しましたが、その理由は私の投稿コメントに書きました。
    他の投稿者さんからコメントもいただいています。
    私はトリビオさんの投稿画像はチョウセンオオタカで間違いないとみています。

    2023.12.16 20:16 ·不具合が発生しました.報告する
  • ほんと「白い」ですねえ。
    2年前に見つけた幼鳥で、未だに各方面意見が二分する個体を獲ったのですが、それと比べても、トリビオさんの画像の個体ははるかに白さが際立っています。

    2023.12.16 23:31 ·不具合が発生しました.報告する
  • misagoさん、法城寺さん、コメント有難うございます。
    現地のバーダーさんが丁寧に確認している個体ですのでチョウセンオオタカで同定したかったのですが、事前にアカヒゲさんとkoboriさんからダメ出しを頂いてしまいましたので、泣く泣く同定を諦めました。

    2023.12.17 01:13 ·不具合が発生しました.報告する
  •  トリビオさん、皆さん、
     要は誰が太鼓判をおすかということになるのだと思いますが、
     日本鳥類目録観点から行くと、チョウセンオオタカは国内未記録種。
     ただし各地でそれと思われる目撃例が散在しているということ。
     この個体についても、画像のみで判断するのは難しいと考えています。図鑑レベルでいいますと、「日本のワシタカ類」(文一総合出版)に書いてある内容が今のところ最も信頼できる見解で、標本にて日本産亜種fujiyamaeとの間に外見上の違いは認められないと結論付けられているところです。
     日本産固有亜種であるオオタカ(Accipiter gentilis fujiyamae)には暗色型と白色型が存在することは殆どの図鑑ではふれられておらず個体差があるとのみ表現されています。上記に挙げた「日本のワシタカ類」ではオオタカ白色型の特長について以下のように記しています。
     成鳥は淡いクリーム色で、頭、後頸、背、腰、上尾筒、雨覆、風切の羽先近くには霧吹でふきつけたような淡灰褐色(または淡青灰色?)の着色があり、体の上面と次列小・中雨覆には暗褐色の軸斑がある。初列風切りには黒褐色の横帯があるが、次列風切では不明瞭である。尾は灰白色で褐灰色のやや太い横帯が4本(ないし5本)ある。耳羽は黒灰色で、目の周りは淡バフ色かかすかに眼帯の痕跡があるだけである。体の下面は淡いクリーム色か汚白色で、喉には淡褐灰色の縦斑があり、胸と腹と脛毛に褐灰色の細くて粗い波状横斑とやや褐色の軸線がある。
     幼鳥は淡クリーム色で、背、腰、肩羽、次列小。中雨覆に褐色の錨型斑があり、胸と腹に矢印形斑があるが、褐色の軸線だけのものもいる。成鳥、幼鳥とも体全体がほとんど真っ白の個体もいる。
     と記しています。

     チョウセンオオタカとの違いについては、「オオタカ識別マニュアル」にも示してある通り、計測値においても大小で重複があることをふまえ、
    ・翼長では、オスでは302㎜以上、メスでは340㎜以上あればほとんどがチョウセンオオタカ。
    ・尾長では、オスでは288㎜以上、メスでは249㎜以上あればほとんどがチョウセンオオタカ。
    であると示しています。

    日本産固有亜種であるオオタカと
    トランスバイカリアを基産地とするチョウセンオオタカの識別については、
    ・外部形態での識別に加え
    ・♂・♀が明らかであること
    ・翼長・尾長の計測値で明らかに日本産との差異が認められること

    この条件がそろわないと同定ということには至らないのだと思います。
    またチョウセンオオタカについては、以前はその生息域の南限が北海道とされていましたが、北海道で採取された個体にチョウセンオオタカと一致するものは見つかっておらず、冬場に大陸から渡ってくるであろう個体については解明が進んでおらず各地で散見されるチョウセンオオタカ?についても決定的な違いが見いだせていないのが現状と認識しています。
     ワシタカ類でいえば、大陸産ノスリ然り、個体差の大きいチュウヒ大陸型、また亜種の区分があるチョウゲンボウ、オオハヤブサやシベリアハヤブサについても同様のことが言えるのではないでしょうか。
     また、余談ではありますが、デジタル技術の進歩は捕獲標本にすることなく、画像によりある程度の個体識別ができるようになった反面、画像処理により色あいについては如何様にも変化します。その点も画像だけでは亜種についての同定には至らない側面もあると思います。
     明らかに外部形態の異なる亜種(例えばコシジロヤマドリ)についてはその限りでないと思いますが、それ以外(例えば今回のトリビオさん紹介のヤマガラやシジュウカラ)の亜種については地域間個体群として整理するのと同じく、国内で見られるオオタカについては疑う余地はあるモノの断定にはいたらないとするのが私の考えです。

    2023.12.17 12:28 ·不具合が発生しました.報告する
  • アカヒゲさん、本個体を未同定とした以外に、何か私に求められているアクションはありますか?
    個人的には、今回のケースでは、アカヒゲさんのご意見よりも、現地のバーダーさんのご意見を尊重したいですが。

    2023.12.17 13:34 ·不具合が発生しました.報告する
  •  トリビオさん、ご質問の主旨の前に私の書いた見解に誤記がありますのでソチラの訂正から。
    ・尾長では、オスでは288㎜以上としていますが228㎜以上の誤りです。
    またオオタカ識別マニュアルにある計測値については標本をもとに計測したものなのでコチラの論文に書かれているものがオオタカの計測値についてはより正確性が高いと思います。
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jyi...

    前置きが先になりスミマセン。
    ご存知のように和名チョウセンオオタカについては現時点では国内未記録種というのが時期発行予定の「日本産鳥類目録第8版」でも変わりなしという状態で、この図鑑においても検討種を付記しています。
    厳密に言いますと当該個体が論文なり、野鳥関連の雑誌や通信にてチョウセンオオタカとして理論づけられない限りは同定には至らないということになるかと思います。
     トリビオさんが未同定とされチョウセンオオタカとして投稿されたことに異論はありません。(ズカン内に投稿された種一つ一つを見ていくと亜種、性差、年齢、交雑の何れについても疑わしきは無数にあります)

     観察者(現地)の意見を尊重するという観点からチョウセンオオタカ
     ただし、会員を含め多くの方々が閲覧する場所(多くの方はコメントも見ないでしょうが)であることをふまえ”未同定”にて投稿されるのがよろしいかと考えています。

     わかりづらい言い回しでいつもご迷惑をおかけしますが、
    この図鑑の副管理人として、また一人の野鳥愛好家として、私個人がこの画像を見て、オオタカなのか亜種チョウセンオオタカなのかの判断が出来ないというのが本音です。

    2023.12.17 14:29 ·不具合が発生しました.報告する
  • アカヒゲさん、コメント有難うございます。
    それでは、このまま、
    ・ チョウセンオオタカの可能性があるので、チョウセンオオタカとして投稿
    ・ しかし、外見からは断定が困難であることからステータスは未同定
    ということにしたいと思います。有難うございました。

    2023.12.17 15:24 ·不具合が発生しました.報告する
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