Phylloscopus fuscatus fuscatus
投稿者 |
アカヒゲ
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撮影場所 |
日本 長崎県
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撮影日 |
2023 /5 /2
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雌雄など |
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夏冬羽など |
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投稿者コメント |
ムジセッカという野鳥は、出現情報などのサイトでは珍鳥扱いされることが多いですが、以外にも近くに潜んでおり、世界的には生息が安定しているムシクイ科の鳥です。
日本では繁殖せず、渡り期の一時滞在か、冬季に越冬のため関東以西で観察可能ですが、小さいうえにウグイスと混同され、見逃されているのでしょう。記録の少ない鳥のように思います。猛禽類やカモ、シギ・チのように目で探すのはマズ無理。
頼りになるのは鳴き声。
ウグイスやミソサザイとの地鳴きの区別ができるようになると、意外と発見する機会の多い野鳥と感じています。
ウグイス(ジャッ ジャッ)のようで、ウグイスでない(タッ タッ タッと小気味よく鳴く)声を野外で確認したら、藪の中でうごめく個体に注視してみてください。
鳴声は聴く機会の少ないムジセッカを覚えるのではなく、冬場に里に降りてきたミソサザイやウグイスの地鳴きを日頃から聞いていれば、”なんか、ちょっと違う声がする場面に総合できることがあります。
「見る楽しみ」、「写す楽しみ」よりは、「探す楽しみ」を存分に味わえる野鳥です。
私のようなにわか観察者でも、毎年同じ地域のどこかで確認できています。
(写真はナカナカ上手く撮らせてもらえませんが・・・・・。)
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運営サイト |
長崎市の野鳥
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投稿日:2023.05.27
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