Hypsipetes amaurotis amaurotis
投稿者 |
サンダーバード
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撮影場所 |
日本 栃木県 自宅の窓外
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撮影日 |
2021 /9 /8
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雌雄など |
未成鳥(幼鳥など)
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夏冬羽など |
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投稿者コメント |
ヒヨドリが家屋脇の樹木に営巣していたが、次々とヒナ(三羽)が巣立った初日の出来事。親鳥が巣立ったばかりの小さなヒナに与えているのは、セミの他、肥えた雌のオオカマキリ、大きなムカデだった。小さなヒナたちは、小さな口で、それらを頭から「ひと飲み」で平らげていた。親鳥は、休むことなく、三羽のヒナに「生き餌」を与え続けていた。
・この画像で親鳥が咥えているのは、(ヒナが飲み込みやすくするためか、カロリーに直結しない存在を除去するためか)翅をむしり取ったツクツクボウシ。
・それらの生き餌は、決まって「頭部」からヒナに与えていた。順番待ちなどはなく、強奪戦が繰り返され、ありつけるヒナとありつけないヒナの明暗が分かれて一方的な展開だった。生き餌は、ヒナの体長ほどもある大物ばかりだったが、頭から「一息でつるり」と飲み込んでいた!
・たくさんの脚を持つオオムカデは、(カワセミがする様に)何度も太い横枝に叩きつけて、ぐったりさせたうえでヒナに与え、ヒナはそれをも「丸呑み」で平らげた!
・肥えたオオカマキリは、手足を捥ぎり取って与えていたが、さすがに喉につかえて、四苦八苦しながらも飲み込んだ!
飲み込む生き餌の(大きさと体積の)ボリュームが凄いが、それが数分間隔で何度も繰り返されるので、その「底なし」の食欲ぶりにも驚かされた!
ヒヨドリ(野鳥)が生息するためには、本当に物凄く大量の昆虫や節足動物(生き餌)が必要なことを思い知らされた。昆虫や節足動物などの「生物多様性」があっての野鳥ということも。
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投稿日:2022.11.05
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撮影条件:
屋内からの撮影:アルゴンガス入 Low-E4 複層ガラス(Andersen 400 Series:遮光ガラス且つ UV カット)越しなので、フィルター効果(黄色みが強まり、白がグレー調に、グレーが黄色くなるなどで、リアルカラーとは様相が異なる)が生じています。
(被写体は逆光条件)
機材:Panasonic DMC-LX9(LEICA DC VARIO-SUMMILUX f=8.8mm-26.4mm)
露出補正 ±0(スポット測光)
焦点距離 26mm(35mm 判換算:72mm)で撮影。