投稿者
撮影場所

日本 群馬県

撮影日

2021 /9 /23

雌雄など

未成鳥(幼鳥など)

夏冬羽など

冬羽

投稿者コメント

この2か月あまりの間、ジシギ探しでほぼ毎週のように水田の畦道を見て廻っていました。以前気になった個体については、koboriさんにご意見を頂き大変参考になりました。ありがとうございました。https://zukan.com/jbirds/question/14567
この個体は1時間以上観察でき、尾羽も開いたのですが、肝心の外側尾羽が風切に隠れてしまい確認することができませんでした。しかし、一度水田で水浴びをし、羽繕いをし、採餌と畦に上がる行動を繰り返しながら、結局こちらが根負けしてその場を離れるまでずっと居続けてくれました。私的には納得のいくものを投稿したいと思っているのですが、今シーズンで最も印象に残るジシギになりそうなことから、あえて推定オオジシギとして投稿いたします。
識別ポイントとしては、まず嘴基部が太く先に向かって尖るようであること、肩羽の羽縁が外弁と内弁共にあることから、タシギ以外のジシギ3種と判断しました。次に嘴と尾羽がわりと長く見え、寸詰まりな体形でないことからハリオシギではないと思いました(ハリオシギが関東で見られること自体かなりのレアケースだと思っています)。最後に観察の中で体の大きさを感じたことからオオジシギとしました。
なお、肩羽に羽縁が白色で細い幼羽と、羽縁がバフ色で太い冬羽が混在しているため、第1回冬羽と判断しました。
ご意見がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします。

投稿日:2021.09.23

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