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名まえを教えてください。

[ 記事No.21914 ]
5件のコメント
名まえを教えてください。
10月8日から11日まで奄美大島で釣りました。すべて絵合わせですが、同定してみました。画像1タスキモンガラ、画像2クロハギ、画像3クロハギ、画像4セグロマツカサ、画像5リュウキュウヤライイシモチ、画像6ナミマツカサ、画像7ロクセンフエダイでよろしいですか。
画像1
画像2
画像3
画像4
画像5
画像6
画像7
1=おっしゃる通りです。
2=ニザダイ科は苦手なので私も絵合わせですが、これはニセカンランハギだと思います。
3=苦手なのでパスしますが、頬の模様からクロハギ「ではない」ように思います。
4=ツマグロマツカサです。
5=体側の色彩の傾向(地色の白がやや紫がかる)や尾柄部の様子(横帯が不明瞭で灰白色を呈する)、尾鰭上下葉縁辺の様子(くっきりした黒色で尾鰭先端に向けてやや細く尖る)などからスダレヤライイシモチになると思います。
6=100%の同定は写真からだけでは難しいかもしれませんが、背鰭・臀鰭・尾鰭の色彩の様子(白色の縁取り、黒色域ともにくっきりしており太い)からおっしゃる通りのナミマツカサの可能性が高いと思います。
7=おっしゃる通りです。
様々な示唆をありがとうございました。画像3は尾鰭の可動棘を白い皮膜が覆うことから、この個体もニセカンランハギのように見えてきました。テンジクダイ科は鰓蓋も観察すべきですね。今後もよろしくお願いします。
おっしゃる通り、ヤライイシモチ属は前鰓蓋骨縁を精確に見ることができてスダレを抽出できれば識別はかなり楽になりますね。ただ私の経験上ですが、これが鋸歯状か平滑かの差はかなり微妙で、相当寄っての撮影でも画像からの判別は困難です。また爪の先で触ってみても、あらかじめスダレであると確信した上でようやく「平滑かなあ」という程度で、リリース前提で魚を傷つけずに現場で手早く確認というのはかなり難しいのではないかと思います。

本サイトの投稿もリュウキュウ、スダレ、カスミの3種に関してはまだかなり混乱しているように見えます。どなたか専門家の方が登場してくださって裁いてくださると嬉しいのですが!
「日本産魚類検索」によれば、ヤライイシモチ属の分類に前鰓蓋骨縁の形状が述べられています。私はこれまで、釣り上げたときに観察はしていませんでしたが、この点が有効ならばカスミは楽勝ですが。長嶋さんがおっしゃるように難しいということであれば、検索の指標にはならないかもしれませんね。年に一度の奄美大島です。また、挑戦したいと思います。
ありがとうございました。

平滑はカスミでしたね!失礼いたしました。
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