記事一覧へ戻る

イトヒキヒイラギ属?

[ 記事No.20957 ]
2件のコメント
イトヒキヒイラギ属?
同定お願いします。沖縄本島で釣りました。イトヒキヒイラギとは項部の斑紋が異なるように思います。
画像1
イトヒキヒイラギ類は胸部の被鱗域の形状が鍵となるので、この写真から種を断定するのは難しそうですが、項部の斑紋が斜線もしくは斜めの破線になるイトヒキヒイラギ、項部に輪状斑を多く含む&臀鰭第2棘がよく伸長するワモンイトヒキヒイラギは候補から外せそうです。

残るナンカイイトヒキヒイラギとオキナワイトヒキヒイラギは最新の検索表だと胸部の被鱗域が唯一の識別点となっていますが、日本初記録として和名が提唱された論文や他の文献に載っている個体を見た限りナンカイイトヒキヒイラギは体側中央に比較的大きな楕円の黄色斑が数個並ぶことが特徴のようなので、消去法でオキナワイトヒキヒイラギである可能性が高いと思われます。
Mano_Yuさん
ありがとうございます。自力では調べても情報が得られず、お手上げ状態だったので大変助かります。イトヒキヒイラギに混じって釣れたので、撮影時はイトヒキヒイラギだと思っていて、ほぼ写真に残せてなく、残念ながら胸部の被鱗域が確認できる画像はありません。本個体はオキナワイトヒキヒイラギの未同定として投稿させて頂きます。
※ コメントするにはログインが必要です。
不具合が発生しました.報告する