リュウキュウヤライイシモチ

尾柄部が白色である点および尾鰭基底部が暗色である点からリュウキュウヤライイシモチと同定しました。

しまがつおさんのおっしゃる通りリュウキュウヤライイシモチで同定済みとすべき個体ですが、尾柄部が灰白色になるのはスダレヤライイシモチと、尾鰭基底部が暗色になるのはカスミヤライイシモチ・スダレヤライイシモチと、それぞれ成長段階や個体の状態によっては重複する特徴である旨注釈させていただきます。
本個体は尾柄の暗色部に日本産同属ではリュウキュウヤライイシモチだけの特徴となる眼径大の大きな暗色斑の名残が見られること、第二背鰭・臀鰭・尾鰭が赤褐色を帯びることも同定の根拠として挙げられるかと思います。

ありがとうございます。