Cybiosarda elegans (Whitley, 1935)
投稿者 |
釣りおじさんinシドニー
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撮影日 |
2021 /5 /4
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採集場所 |
オーストラリア NSW州 ノースコースト
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全長 |
40.0cm
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採集方法 |
釣り
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水深 |
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底質 |
岩礁
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餌など |
冷凍イワシ
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投稿者コメント |
写真は自宅にもって帰ってからのもので 、3つ並んでいる上がオーストラリアンボニートで、下2つがリーピングボニートです。
ボニートとは一般にハガツオのことですが、スペイン語のボニータ(かわいい)の男性形で、なぜそう呼ぶのか由来を調べてもわかりませんでした。日本のハガツオ(sarda orientalis)もオーストラリアにいるのですが、大陸の北と西だけで、シドニーのある東や南にはこのオーストラリアンボニート(sarda australis)が代わりにいるようです。違いはよく分かりませんが、こちらの方が縦縞が腹側まで続いています。
そして下2つのリーピングボニートはオーストラリア各地におり、属レベルでハガツオとは別になっています。背側の模様は御覧の如く斑点になっていて、全体的に地色が銀色ではなく白っぽい、また第一背鰭が真っ黒、などの特徴があります。また、ハガツオやオーストラリアンボニートが大きくなると1mを超えるのに比べ、リーピングボニートは上限が50㎝くらいまでだそうです。 どういうわけか今年はリーピングボニートよく釣れて、当日には別に投稿した82㎝のスマに加え、40㎝前後のこんなのが9つも釣れたので、帰りの崖登りは過酷でした。州の制限は一人当たり五匹ですが、3人で行ったので15匹まではOK。リーピングボニートの身は見た感じも食べた感じもハガツオとほとんどおなじです。
全ての魚は釣った直後に血抜きと締めをおこない氷水で冷やし、撤収前に現地でハラワタを抜いてもって帰ってきたので、背負子のクーラーボックスには魚の重さに氷水が加わってくたばりそうでしたが、そのおかげでタタキや刺身は最高でした。
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投稿日:2021.05.12
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