ヒラソウダ

2021 /4 /5

オーストラリア NSW州　Kiama

40.0cm

釣り

3.0m

岩礁

冷凍イワシ

いつもサバ釣りに行く場所で釣れた。写真は鮮度維持のため血抜きをしてから氷水の中に入れて持ち帰った後のもので、色や模様などが消えた残念な姿になっているが、釣った直後は鮮やかな縞模様だった。目的のサバは秋のピーク時には入れ食いで一度に30匹ほども釣れたのに今回は一つしか釣れなかった。３週間ほど前シドニー近郊で大雨が降り洪水が発生して濁流が流れ込んで海の様子が変わり、一時サバは全くいなくなっていた。水質は徐々に戻ってきてサバも釣れ始めたが残念ながらシーズンが終了かもしれない。このヒラソウダは、ハガツオを釣ろうと思ってサバとは別の竿に冷凍イワシを一本掛けにして入れておいたものを引き上げようとした、そのときに食いついた。40cmという小さな魚だが、ハガツオやスマなどサバ科のカツオ・マグロ類には、他の科のような持ち帰りサイズ制限がない(数量制限はある)。その理由を察するに、資源量が充分だからというわけではなく、これらの酸素を大量消費する魚は釣り上げた時点で既に息絶え絶えで、リリースしても生きる可能性がほとんどないからではないか。サバは刺身、こちらはタタキにしてたべようかな。