投稿者
撮影日

2020 /3 /31

採集場所

オーストラリア NSW州 ノースコースト

全長

20.0cm

採集方法

釣り

水深

7.0m

底質

岩礁

餌など

イワシ切り身

投稿者コメント

岩場からたまに釣れる魚で、南半球の限定的なところにだけいる種。とげとげしたヒレなどカサゴに似ているところもあるが頭や口は小さくて、カサゴと関係はなく、むしろタカノハダイに近いらしい。それを知らずカサゴと同じような味を期待して煮つけにしたのだが、味はともかく太い骨だらけでとても食べられたものではない。イルカと魚が似ているのと同じように生物には収斂進化というものがあるので、外見が似ているからといって中身まで同じというわけではないのは、当たり前ですよね。
後で調べてみると、カサゴがfalse kelpfish、つまりニセ・ケルプフィッシュと呼ばれている様子。つまりこっちが本物でカサゴの方が偽だというわけだ。でも、食べられない魚は興味ありません。
ついでに、カサゴはこちらにはいないのだが、どういうわけかシドニー湾だけにいることが確認されている。船のバラスト水に紛れて運ばれたのではないかと言われている。

投稿日:2020.11.13

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