形態・特徴 | シロタスキベラ属の魚は、体が細長く、有孔側線鱗数は90以上。本種の雄は青っぽい色で、胸鰭付近の体側に大きな白色横帯があり、細い横線がある。雌は赤みを帯び、細い横線がある。ナメラベラによく似ているが、ナメラベラは雄でも白色横帯がないか、あってもやや後方にあり、下唇は半分以上が黒い。体長30cmを超える。 |
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分布 | 小笠原、相模湾以南。~インド・西太平洋域。砂礫や岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 岩礁域、サンゴ礁域、その周辺の砂底に生息する普通種。熱帯域に多いが、本州から九州の太平洋側でも見られる。夜間は砂に潜る。 |
食性 | 動物食性で、底生動物を捕食する。 |
その他 | 南日本太平洋側、あるいは琉球列島で磯釣り、船釣りなどで漁獲され、食用になることもある。シロタスキベラ属の魚は4種がインド・西部太平洋に分布し、日本産は3種。 |
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