分布 | 琉球列島。~インド・西太平洋域。沿岸の砂底にすむ。 |
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特徴 | クロサギ属魚類はどれも銀色の体で、一部の種を除いて形態的には其々非常によく似ており、写真からの同定は難しい。クロサギとは1.吻背面のU字形の無鱗部の周囲に小鱗があること(クロサギでは小鱗がない)、2.上顎後端は眼の露出部前縁を超える(クロサギでは超えない)、などの点で区別できるとされるが、1.の形質では130mm以上の場合に有効で、2.の形質では前縁の境界の表皮は収縮したりめくれている場合があるので、同定はかなり難しい。他の琉球列島産クロサギ属魚類とは、背鰭第2棘が糸状に伸びないこと、背鰭はふつう9棘であること、側線有孔鱗数は多くても42前後であることなどの点で区別される。 |
生息環境 | 主に沿岸の砂泥底域に生息する。幼魚期には汽水域にも入る。 |
地方名 | アマイユ・アマユー(沖縄県本島)、コーフ(沖縄県八重山) |
その他 | 沖縄では投げ釣りなどで釣れ、本州~九州に分布するクロサギなどと同様に食用となっている。 |
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