Halieutaea stellata (Vahl, 1797)
形態・特徴 |
体は縦扁し、背面には大きな棘が多数ある。体色は赤色で、各鰭の縁辺は黒くない。体腹面の皮膚はやや厚く繊毛状の棘に被われている背面に不規則な暗色の模様がある場合があり、オキアカグツと間違えられることもあるが、オキアカグツの腹面には小棘がなく円滑であることによって区別される。大きいものは体長30cmに達しこの仲間では大きくなる。 |
分布 |
岩手県~鹿児島県、日本海、東シナ海。~南シナ海、インド洋。水深50~400mにすむ。 |
生息環境 |
普通はやや深い海、水深100-400mの大陸棚上に生息する。季節によってはダイバーが到達できる深さまで移動するようだ。 |
食性 |
底生の甲殻類を好んで捕食し、ほか腹足類、クモヒトデ類、多毛類も捕食するが、これらは少ない。 |
地方名 |
アカアンコウ(福島県いわき市、茨城県大洗町、静岡県伊豆)、アンコウ(茨城県大洗町)、ハンドバック(京都府丹後) |
その他 |
本種の胃の中には多数の線虫類が団塊状態で寄生していることが知られている。沿岸・沖合底曳網で漁獲されるが食用になることはあまりなく、ほとんどが利用されていない。 |
食味レビュー |
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