形態・特徴 | 体は細長い。側線は2本あり、下方の側線は体側中央付近にある。腹鰭は退化的ではなく、1棘5軟条。クロタチカマスは本種に似るが背鰭棘数28-33棘と多く、本種では18-20棘と少ないことで区別できる。クロシビカマスは体側の側線が1本しかないことで本種と区別可能。体長1.5mを超える大型種。 |
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分布 | 南日本、九州-パラオ海嶺。インド・西太平洋域。大陸棚周辺域、海山などの水深326~600mにすむ。 |
生息環境 | やや深い大陸棚や海山の周辺に生息する。 |
食性 | 小魚やイカなどを捕食する。 |
地方名 | ナガヤッパタ(静岡県伊豆)、イギヤ(鹿児島県奄美大島)、イガ(鹿児島県喜界島) |
その他 | 釣り、延縄、沖合底曳網で漁獲されており、市場でも見かけることがある。小骨が多いが、塩焼きなど美味である。
従来Mimasea taeniosomaという学名が使われていたこともあったが、これはThyrsitoides marleyiのジュニアシノニムとされている。ナガタチカマス属は本種1種のみが有効とされている。 |
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