タチモドキ

Benthodesmus tenuis (Günther, 1877)

分布 青森県八戸以南の太平洋岸、北海道、新潟県、東シナ海、沖縄舟状海盆、九州-パラオ海嶺、天皇海山。~インド・太平洋域、大西洋。
特徴 頭部の背縁付近に眼があり、タチウオににた見た目であるが、尾鰭があることで区別できる。背鰭の棘・軟条を合わせた数値は120~133、臀鰭は1棘70~76軟条。日本産タチモドキ属魚類のもう1種であるヤマモトタチモドキは、背鰭の棘・軟条を合わせた数値は144~155、臀鰭は1棘91~101軟条であることにより本種と区別される。全長1m近くになるというが、普通はもっと小さい。
生息環境 深海性。普通200~640mの深さに生息する。東シナ海の大陸棚斜面では、水深1000mを超える深さでも採集されているようだ。
その他 底曳網で漁獲されるが、あまり食用とはされていないようである。
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