形態・特徴 | 名前に「イワシ」と付くが、マイワシやカタクチイワシなど一般的にいうイワシ類がニシン目に属するのに対して、本種を含むグループはトウゴロウイワシ目に属す全くの別物であり注意が必要だ。背鰭が2基あり、胸鰭も腹部側ではなく背部側にあることが、その証拠だ。トウゴロウイワシに似るが、肛門は腹鰭の後方で、背鰭の直下に開口する(トウゴロウイワシの肛門は腹鰭基部のやや後方に開口する)ことなどで区別が可能だ。背側は薄い鶯色から青っぽい色をしており、体側は銀白色。 |
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分布 | 琉球列島をのぞく南日本。朝鮮半島。沿岸の浅所にすむ。 |
生息環境 | 沿岸域の表層を遊泳する。どちらかというと、岩礁に依存する傾向が強い。 |
食性 | 動物プランクトン食性。 |
その他 | あまり流通することはないが、ごく一部の釣り人や漁師の知る人ぞ知る美味しい魚だ。何も手を加えずに、そのまま天日で丸干しにして、カラカラになったものをフライパンで焙って食べるのがお勧めだ。 |
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