アオヒゲシノビハゼ

Ctenogobiops mitodes Randall, Shao and Chen, 2007

分布 屋久島、琉球列島。~台湾、西太平洋、マーシャル諸島。
特徴 ほかのシノビハゼ属魚類同様胸鰭に白色斑がある。本種は第1背鰭の棘が同属のハタタテシノビハゼほどではないが伸びること、頬に明瞭な暗色縦線があること、頭部側面の帯は橙色ではないこと、体側後半の下方に暗色点があること、腹部に黄色線がないことなどの特徴により日本に分布する同属他種と見分けられる。体長5cmほどになる。
生息環境 サンゴ礁域の浅所に生息し、テッポウエビの仲間と共生する。
食性 他のシノビハゼと同様に底生の小動物やプランクトンを捕食すると思われる。
その他 本種は2007年に新種として報告され、その後2012年には日本初記録として報告され和名がついたもの。水中写真は以前から知られており、書籍「日本のハゼ」のなかの「シノビハゼ属の1種」は本種であるとされる。
MARI-Jさんが日本 沖縄県 石垣島 石垣港で撮ったアオヒゲシノビハゼ

日本 沖縄県 石垣島 石垣港

2018.10.13

MARI-Jさんが日本 沖縄県 石垣島 石垣港で撮ったアオヒゲシノビハゼ

日本 沖縄県 石垣島 石垣港

2018.10.13