分布 | 福島県、房総半島以南の南日本太平洋岸、富山湾、島根県、東シナ海、九州-パラオ海嶺。~韓国沿岸 |
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特徴 | 体は赤色で体高が非常に高い。口は垂直に上に向き、伸ばすことができる。ベニヒシダイは本種によく似ているが、吻はやや長く口はほぼ水平位にある。ミナミヒシダイとは背鰭と臀鰭の軟条数がそれぞれ33~37と30~35であることにより区別できる(ミナミヒシダイでは背鰭軟条数26~30、臀鰭軟条数25~28)。体長25cmに達する。 |
生息環境 | 水深100m前後~900mの岩礁域に生息するが、砂泥底の場所からも漁獲される。また、もっと浅い水深40m前後からも採集されている。 |
地方名 | サンカク・タバコボン・ナベブタ(静岡県伊豆) |
その他 | 底曳網、釣り、まれに定置網などで漁獲される。市場に出ることはほとんどないが、肉は食用となる。 |
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