特徴 | 背鰭棘数は3本で、側線有孔鱗数は23~36と4~13。体色は黒いもの(暗色型)、黄色っぽいもの(淡色型)が知られている。頭部眼上縁は直線的で、日本産の同属と区別される。また、背鰭棘は同属のものとくらべて強い。体長5cmほどの小型種。 |
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分布 | 琉球列島、中部インド洋、西部太平洋。珊瑚礁の浅海域やタイドプールにすむ。 |
生息環境 | サンゴ礁域やその周辺の岩礁域にすむ。潮だまりにも入る。 |
食性 | 甲殻類、ゴカイ類、稚魚などを捕食する。 |
その他 | 従来メギスと混同されており、メギスの雌または幼魚と誤同定されていたもの。1992年に日本初記録種として報告された。釣りでは外道として釣れるが、あまり食用にはなっていない。なお従来「セダカニセスズメ」の和名で呼ばれていたがこれは誤植とみなされているようである。 |
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