分布 | 津軽海峡以南の日本海、茨城県以南~鹿児島までの太平洋岸、瀬戸内海、東シナ海、小笠原。~朝鮮半島、台湾、中国。 |
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特徴 | 体側には幅の広い2本の茶褐色横帯があり、頭部にも眼を通る同色の横帯がある。背鰭棘はやや高くて数は11。軟条部には黒色斑がある。体長15cmに達する。 |
生息環境 | 大陸棚域に生息し、水深100m以深の場所でも見ることができる。 |
食性 | 食性はよくわかっていないものの、肉食性で底生動物を捕食するといわれている。釣りでは貝のむき身(カワハギ釣り餌)や、オキアミなどで釣れるようである。 |
その他 | 定置網などで漁獲され、食用にされることもある。観賞魚としては極めてまれに近海で採集された個体が入荷する程度。ほとんどが大型個体なので餌付きにくいが丈夫であるという。本種はチョウチョウウオ属にふくめられていたが、近年はRoa属にされている。ここでの分類は島田(2013)に従った。 |