外国産 | はい |
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形態・特徴 | 体は緑色を帯び、数本の暗色横帯がある。日本のスズキに似ているが、体側の横帯や、背鰭が二つに分かれているなどの特徴により区別される。また臀鰭・腹鰭・尾鰭の一部は黄色または橙色になる。体長50cmほど。 |
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分布 | イギリスを含むヨーロッパからシベリアまで。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカなどに移植されている。湖や河川の緩流域にすむ。 |
生息環境 | 河川、湖沼などに生息し、汽水域にも入る。温帯性の種で低温にも強い。産卵期は少なくとも北半球では初夏ごろで、産卵のための移動を行う。 |
食性 | 小魚や甲殻類などを貪欲に捕食する。 |
その他 | 日本には従来観賞魚として輸入されていた。一方本種は世界のさまざまな地域に移入され、移入先で生態系に悪影響を及しているという。日本国内では「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」(俗に言う「外来生物法」)において特定外来生物に指定され、原則として生きた状態での輸入・運搬・観賞魚としての飼育は禁止され、研究用として、また施行前から飼育されている個体の飼育継続については届出が必要となっているので注意したい。
重要な釣り魚、また食用として非常に重要な魚である。またヨーロッパの書籍などでも頻繁に登場するが、翻訳版などで時たまに「スズキ」と訳される場合があるので注意が必要。 パーチ科はスズキ目の中でも典型的な特徴をもつもののひとつである。 |
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