Parahucho perryi (Brevoort, 1856)
形態・特徴 |
頭部は側扁しておらず、頭頂部は平らになっている。小黒点が頭部や体側の特に背部側に散らばる。幼魚には体側に7~10個程度のパーマークが見られる。 |
分布 |
北海道、青森県(青森県では絶滅)。南千島、サハリン、沿海州。湿地帯のある河川の下流域や、海岸近くの湖沼にすむ。 |
生息環境 |
氾濫原湿地の機能を有する河川の下流域や海岸近くの湖沼に生息する。かつては東北地方でも生息していたというが、絶滅し、今の国内では北海道で見られるのみである。産卵期は4~5月に行われる。 |
食性 |
小型魚類や甲殻類、昆虫などを食べる動物食性。 |
その他 |
かなり大きくなる魚で、かつては2mを超える個体も採捕されていた。しかし、道内河川でも堰堤の建築をはじめとする河川の人為改変によって激減しており、再生産が確認できていない河川もある。国内では絶滅の恐れが高いとされ、絶滅危惧IB類に指定されている。養殖も行われているものの、味は他のサケ科魚類と比較するとそれほどでもないようで、利用されることは少ないようだ。 |
食味レビュー |
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