分布 | 北海道南部~宮崎県までの太平洋岸、日本海各地沿岸、瀬戸内海、東シナ海。~釜山。 |
---|---|
形態・特徴 | 背鰭や尾鰭などの各鰭に黒点がある。体色は赤っぽい個体から黒っぽい個体、やや茶色い個体などかなり変異がある。オウゴンムラソイとは背鰭棘条部第1,2棘基底付近の背面が微小鱗によって密に被われること、オウゴンムラソイにみられるような鮮黄色斑が体側に見られないことなどから識別できる。 |
生息環境 | 浅海の岩礁域に生息する。防波堤の際やテトラポット帯にも多い。 |
その他 | かつてはムラソイとホシナシムラソイ、オウゴンムラソイとアカブチムラソイの2種4亜種に分かれていたが、近年分類が整理されムラソイとオウゴンムラソイの2種となった。クロソイとは異なりかなり南まで見られる。穴釣りやルアー釣りの人気対象種。水深10cm程のかなりの浅場にもみられる。食用魚としても知られており、煮付けや唐揚げが美味。 |
食性 | 夜間に活発に餌を食うとされるが、日中でも釣れる。甲殻類や小魚を食べる。 |
食味レビュー |
★★★☆☆
3.0
16件の評価
★★★☆☆
ふゅーねらる・2016/08/02
20センチ程の個体を調理。三枚に卸し胸の小骨を抜く。臭みとヌメリを取る為に、塩と片栗粉をまぶして揉む。水で洗い流して再度片栗粉をまぶす。ごま油を鍋に張り、狐色になるまで揚げる。ふわふわした身と片栗粉の食感は練り物に近い。しかし、パリパリの皮とその風味が揚げ物である事を思い出させます。美味しかったです。
★★★★☆
ぺんぺん丸・2014/02/18
淡泊な白身でから揚げに最適。大きな個体は二度揚げする。尾びれの香ばしさも癖になる。
数が釣れたら頭部は塩焼し箸で身を取り、キュウリスライス、マヨネーズとコショウで和えてやるとつまみにイケる。
|