形態・特徴 | ワカサギやイシカリワカサギといった同じキュウリウオ科に属する近縁種と酷似し、意外ときちんと見分けられていない。ワカサギ、イシカリワカサギと比較し、本種は縦列鱗数が64~69枚と多いことで区別できる。 |
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分布 | 北海道沿岸、陸奥湾、三陸海岸。朝鮮半島~カムチャツカ、サハリン、千島列島。内湾の浅海域にすむ。 |
生息環境 | 本種はワカサギとは違い、沿岸域を主な生活場にしているが、幼魚は汽水域へも進入する。特に春の産卵期には河川水の流入する塩分の低い沿岸の砂底部に集まるという。漁港でよく見かけられる種だが、成魚になるとやや沖合いの底層へ移動することが多い。 |
食性 | 動物プランクトンを主食とする。釣り餌では、アミ類や魚皮がよく利用されている。 |
地方名 | ツカ(青森県)、ワカサギ(宮城県) |
その他 | 資源量も多く、各地でよく釣られている他、魚屋や鮮魚売場に並ぶこともある。ワカサギと同じようにフライや天ぷら種として利用されることが多い。 |
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