Champsodon snyderi Franz, 1910
形態・特徴 |
口は大きく、眼後端を超える。体色は灰褐色で、薄い暗色の斑紋がある。腹部には鱗がなく、第1背鰭上半分は黒くない。クロワニギスに似ているが、前上顎骨先端付近に凹みがあること、下顎腹面に鱗がないこと、第2背鰭は19-21軟条、臀鰭は普通18軟条であることなどによって区別される。体長12cm。 |
分布 |
東北地方以南の太平洋岸、新潟県以南の日本海岸、大阪府、東シナ海。~朝鮮半島沿岸、黄海、台湾、オーストラリア。 |
生息環境 |
水深60-120m位の大陸棚砂底域に多く生息するが、同400m前後まで見られるという。 |
食性 |
肉食性で、主に甲殻類、小魚、頭足類などを捕食する。 |
その他 |
卵は分離浮性卵。沿岸底曳網・沖合底曳網で時として多量に漁獲されるが、練製品の原料にごく稀に使用される程度で、普通は廃棄される。底曳網で漁獲される、アンコウなどの胃内からはよく本種が確認される。ヒメジ、ホタルジャコなどとともに、大型魚の餌として重要な位置にあると考えられる。 |
食味レビュー |
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