形態・特徴 | 胸部と腹部以外の躯幹部と、各鰭に黒色斑点が散在する。最長背鰭棘は第4・5棘で、臀鰭第2棘は第3棘よりもやや長いこと、胸鰭は18軟条であることなどが特徴。 |
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分布 | 千葉・新潟県以南~鹿児島、伊豆諸島。中国、香港。東アジア固有種。沿岸域にすむ。 |
生息環境 | 沿岸域の岩礁・サンゴ礁域およびその周辺の砂地に生息する。 |
食性 | 小型魚類や甲殻類などを食べる動物食性。 |
地方名 | ヤマノカミ(福島県いわき市)、オコゼ(山口県下関市)、ゴウチ・ゴーチ(山口県下関市・平生町)、アハ(鹿児島県奄美大島)、アパ(鹿児島県与論島) |
その他 | 刺毒魚であり、棘に刺されないよう取り扱う際には注意が必要だ。また、近年になってオニカサゴ属では隠蔽種が含まれていることが研究によって明らかになったり、名称の改名などが行われたりした。このため、従来オニカサゴとされていたものでも現在では別種として扱われているものもあるため、同属他種もよく参照されたい。関東の船釣りで人気の『おにかさご』はフサカサゴ属イズカサゴのことであり、本種とは属のレベルから異なる別種だが、よく混同されている。 |
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