形態・特徴 | イソカサゴ属の魚はマダラフサカサゴ属、ネッタイフサカサゴ属の魚に似ているが、これらの魚の背鰭棘は12本なのに対し本種では13棘であることであることにより区別できる。本種はその中では胸鰭の軟条は著しく長くならず、頬部の棘が鋸歯状にならず2棘、鰓蓋の下の方に黒色斑があることが特徴。本種の背鰭棘には毒があり刺されると痛む。体長10cmほど。 |
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分布 | 千葉県勝浦以南。~インド・西太平洋域。浅海の岩礁域にすむ。 |
生息環境 | 沿岸域の岩礁、もしくは潮だまりにすむ普通種。岩の隙間や海藻の1種であるミルの中に隠れている場合もある。温帯域に多い。 |
食性 | 肉食性。主に小魚や甲殻類を捕食する。 |
地方名 | ゴットハチメ(石川県珠洲市)、ガットパチメ(石川県能登町)、ウグイス(石川県七尾市)、モゴウチ(山口県下関市) |
その他 | 小型種で普通は食用にされないが、唐揚げなどにすると美味しい。ほか塩焼きなどにして食用になる。イソカサゴ属魚類は日本からは少なくとも8種が知られる。 |
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