特徴 | ギンガメアジと比べて体高がある。オニヒラアジに似るが、大型になると、顔つきにかなり差がでてきて、吻の前縁の角度が急になる。オニヒラアジはロウニンアジよりも顔がとがり、スマートな印象を与える。第2背鰭の軟条数は18~20と少なく、21~23のオニヒラアジと見分けることができる。幼魚の体側から尾部にかけて5本の横帯がある。大型種で全長1mを超える。 |
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分布 | 茨城県以南の太平洋岸(多くは幼魚)、屋久島、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~朝鮮半島、台湾、インド-太平洋。ハワイ諸島にもいる。 |
生息環境 | 内湾やサンゴ礁などの沿岸域に生息する。幼魚はギンガメアジ同様に、関東以南の太平洋側にそそぐ河川でもその姿を見ることができる。 |
地方名 | グイチ(幼魚、三重県南伊勢町)、カマジ(鹿児島県奄美大島)、カル(10~40cm、鹿児島県徳之島)、ガーラ・ヒンガーガーラ・カマジー(沖縄県)、カマジャー(沖縄県名護市) |
その他 | 英語名でジャイアントトレバリー(Giant trevally)と呼ばれておりルアー釣りの対象魚として人気がある。他に底曳網や定置網などの漁法で漁獲され食用魚となっている。 |
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