形態・特徴 | 体の地色は青みを帯びた色で、体側上半部から、尾鰭、背鰭にかけては鮮やかな黄色である。体色のほか、側線有孔鱗数は70-72枚で同属他種と区別できる。尾鰭の中央部後縁に切れ込みがある。タカサゴ科のウメイロモドキは本種ににているが背鰭に鱗はなく、側線有孔鱗数は本種よりも少ない。体長40cmに達する。 |
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分布 | 伊豆諸島、神奈川県以南の太平洋岸、長崎県、琉球列島、南大東島、小笠原諸島。~インド-太平洋。ハワイ諸島にはいない。 |
生息環境 | やや深い岩礁域に群れですむ。 |
食性 | 動物プランクトンや小魚などを捕食する。 |
地方名 | アヤカリ・オキタカベ(静岡県伊豆)、キホタ(鹿児島県屋久島・奄美大島)、ホタ・キボタ・キーホタ(鹿児島県屋久島)、キーウンギャル(鹿児島県奄美大島)、シチューグルクン(沖縄県)、シーヌクヮー(沖縄県本島)、チーヌックヮー(沖縄県糸満市)、アカジューマチ・グルクンマチグヮー(沖縄県久米島町)、シーヌクワー(沖縄県宮古島市・八重山)、シチュー(沖縄県宮古島市池間島)、グルクンマチ(沖縄県八重山) |
その他 | 釣りの対象魚として人気がある。船からのサビキ釣りなどで釣れる。最近は高級な食用魚として、都市のスーパーなどで出回ることもあるようだ。肉は白身で美味である。 |
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