科の概要 世界で6属、約88種が知られている。日本には5属、約32種が生息している。熱帯性の魚で、日本においては沖縄や小笠原諸島などで多くの種類を見ることができる。
チョウチョウウオ科の魚によく似ているが鰓蓋の下部には後方に向かう強い棘があることで見分けられる。また、トリクチス幼生の期間を経ないことも知られている。サザナミヤッコ属やキンチャクダイ属の魚類では幼魚と成魚で大きく色彩が異なり、タテジマヤッコ属の魚類では雌雄で色彩がかなり異なる。美しく丈夫なものも多いため、観賞魚として人気があるものも多いが、一部の種類はサンゴをよくつつくため、サンゴとの飼育には向かないものもいる。
大きくなるサザナミヤッコやロクセンヤッコは、沖縄では食用魚にもなっている。

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