アイゴ科

Siganidae

科の概要 アイゴ科魚類の体は側扁し、吻は丸いものと、長く突き出たものがあるが、伸出させる事はできない。日本産のすべての種類で背鰭13棘10軟条、臀鰭7棘9軟条、腹鰭1棘3軟条1棘(前と後に1棘があり、その間に3軟条というおもしろい構造を持つ)で、これらの棘には毒(タンパク質毒素)があり、刺されると痛い(刺された場合は我慢できる程度のお湯が有効)。
 背鰭第1棘の直前には「前向棘」が皮下に隠されている。
分布 青森県以南の日本各地。~西・中部太平洋、インド洋、紅海およびその周辺海域、汽水域。スエズ運河を経て地中海に入ったものもいる。
種数 アイゴ属のみ。日本産12種、世界では28種。
そのほか アイゴ科の幼魚はスクと呼ばれ、幼魚は塩漬け (スクガラス) に使われる。

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