形態・特徴 | 側線は3本で、有眼側のみにある。尾鰭軟条数は9または10。背鰭軟条数は99~117、臀鰭軟条数は80~90。第1側線と第2側線間の鱗数は11~13であることなどにより日本産の他のイヌノシタ属魚類と区別可能。有眼側の色彩は茶褐色で、その名の通り薄らと赤みを帯びる。体長30cm。 |
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分布 | 北海道太平洋岸および新潟県~九州までの各地沿岸、瀬戸内海。~朝鮮半島、台湾、中国沿岸。 |
生息環境 | 沿岸の砂底および砂泥底に生息する。130m以浅にすむが普通は80m以浅にすむ。沖合の砂底にも見られる。 |
食性 | 甲殻類や貝類などの底生動物を捕食するが、地域によっては小魚やイカなどを多く食べるものもいる。 |
その他 | 産卵期は7~9月。主に沿岸域の底曳網で漁獲される。美味な食用魚。 |
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