Scarus forsteni (Bleeker, 1861)
形態・特徴 |
雄型と雌型で体色が大きく異なる。雄型は青みをおびた色彩で頭部に大きな青色域がある。また眼下に青緑色の細縦帯を有する。腹部には胸鰭下方から伸びる緑色の細縦帯を有する。胸鰭には桃色帯をもち、尾鰭にも桃色帯をもつ。雌型は赤っぽく、眼後方から斜めに入り、その後直線の縦帯となる暗色帯がある。雄型の成魚は大きいもので体長50cmになる。 |
分布 |
和歌山県以南、小笠原。~インド・太平洋域(紅海・ハワイ諸島をのぞく)珊瑚礁、岩礁域にすむ。 |
生息環境 |
珊瑚礁域や岩礁域に生息する普通種。幼魚や雌型は南日本太平洋側にも見られるが、雄型は少ない。 |
食性 |
主に藻類を中心に食べるが、小動物も捕食する。 |
地方名 |
イラブチ(鹿児島県奄美大島)、イラブチー・エラブチー(鹿児島県喜界島)、イラブチャー(沖縄県)、ナカピーキャー(沖縄県本島)、アカイラブチャー(沖縄県糸満市・国頭村)、イナカビーキャ(沖縄県宮古島市)、ハーイラウチイ(沖縄県宮古島市狩俣)、ブータ(沖縄県宮古島市久貝) |
その他 |
南西諸島では釣りや刺網で漁獲され食用になる。 |
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