Semicossyphus pulcher (Ayres, 1854)
形態・特徴 |
日本のコブダイと同属で、雄の成魚では頭部が膨出するなどコブダイに似ているが、頭部や尾部などが暗色になる。雌は赤色で白色縦帯があったり、背鰭や臀鰭に黒色斑が出たりする。コブダイ同様大型になり、全長1mに達する。 |
分布 |
アメリカ、カリフォルニア州モンタレイ湾からメキシコのバハカリフォルニア、カリフォルニア湾まで。岩礁域の底にすむが、ケルプベッドに多い。 |
生息環境 |
北米太平洋岸に生息する。水深55m以浅の、海藻の多い岩礁域に生息する。 |
食性 |
動物食性。斜め前方に突出した歯をもち、硬い殻をもつ甲殻類やウニなども食う。 |
その他 |
釣り魚として知られ、また食用魚としても漁獲されている。冬に多く獲れるが、夏季には少ないらしい。肉は白身である。日本にも輸入されたことがあり、阿部宗明博士が1991年に「カリフォルニアキツネベラ」の新称をつけている。 |
食味レビュー |
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