外来種 | 外来種 |
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形態・特徴 | 日本産の他のサケ科魚類とは、背鰭や背面に虫食い状の斑紋があることですぐに区別することができる。日本には本種のほかにも北米からレイクトラウトが導入されているが、レイクトラウトとは尾鰭の切れ込みが本種の方が浅いことや生時に臀鰭前縁に黒色帯が見られることなどで区別することができる。 |
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分布 | 北米大陸東部の原産。日本へは1902年にアメリカから日光に移植、その後各地に移植され、現在は本州中部以北に見られる。山間の冷水域にすむ。 |
生息環境 | 山間部の冷水域に生息し、産卵期は10~12月とされる。同じような環境を利用する在来種のサケ科魚類と競合する関係にある。 |
食性 | 小型魚類や甲殻類、昆虫などを食べる動物食性。 |
その他 | 在来のイワナ属魚類との交雑や、在来サケ科魚類との生息場所・餌生物の競争による生態系への悪影響が懸念されている。このため、「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」では要注意外来生物に指定されている。
この一方で遊漁(特に釣り)による人気は高く、その需要は低くない状況にある。 |
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