キツネオハグロベラ

Pteragogus enneacanthus (Bleeker, 1853)

分布 大隅諸島、沖縄諸島、宮古諸島、八重山諸島。~台湾、グアム、インドネシア、サンゴ海、オーストラリア。
特徴・形態 体側は全体的に赤色で、7-8本の白色縦帯が見られる(腹部で明瞭)。腹部に黒点はもたない。吻部から眼の前縁にかけて 1 本の白色縦帯がある。主鰓蓋骨後部には赤く(生時では水色に)縁取られた楕円形の黒色斑がある。背鰭は9棘10–11軟条で、雄は第1–2棘の鰭膜が糸状に伸長する。よく似たオハグロベラとは上記の色彩的特徴から容易に区別できる。
その他 これまで、日本からの報告は水中写真に基づく報告のみであったが、その後、屋久島と口永良部島から標本が得られ、2021年に標準和名が提唱された。
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