モトケツギョ

Siniperca chuatsi (Basilewsky, 1855)

外国産 あり

形態・特徴 体色は灰色っぽく、体側や鰭などに黒色斑がある。幽門垂の数が多く、その数は200になる。オヤニラミに似ているが大きくなり、体長50cm近くになるものもいる。
分布 中国全域の主要水系およびアムール川。
生息環境 緩やかな流れの河川や、湖に生息する。
食性 肉食性で小魚やエビなどを捕食する。大きくなるとフナなども食う。
その他 本種は、阿部宗明博士により「モトケツギョ(元けつ魚)」という和名も付けられている。日本では特定外来生物に指定されており、飼育や運搬には許可が必要である。指定されているものは本種と韓国産の種で、他の同属魚種も未判定外来生物になっている。
重要食用種で、中国では最高級の食用魚となっている。
ケツギョ科については、研究者の間でも議論が続いている。Percichthyidaeの中に含めたり、オヤニラミ属などとともにケツギョ科として独立させる意見がある。ここではケツギョ科を採用した。
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