形態・特徴 | 第1鰓弓に鰓耙がない。側線鱗数は120-131、普通127-130である。背鰭と臀鰭の最後の軟条は僅かに長く伸びる。ピックハンドルバラクーダに良く似ているが、尾鰭がやや長く、体色は濃青色から黒っぽい色をしており、背鰭と尾鰭は黒いという特徴から区別できる。体長1m以上になる大型種。 |
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分布 | インド・太平洋の熱帯域。種子島以南の琉球列島から分布が報告されている。潮当たりの良いサンゴ礁域に生息する。 |
生息環境 | サンゴ礁域や岩礁域、沖合に生息する普通種。幼魚は浅瀬に見られる。成魚はオオカマスと同じく、群れをつくることがある。 |
食性 | 肉食で小魚や甲殻類などを捕食する。 |
その他 | 琉球列島では本種に同定される種が分布することが知られていたが、下記論文により正式に日本水域からの記録が報告され、標準和名が付けられた。名前のタツは辰(龍)に由来する。
Sphyraena nigripinnisは、日本から報告されたものであるが現在は実態不明で放置されている。この種は、S.qenieによく似た特徴を持ち、実際にS.qenieの古参同物異名である可能性が示唆されている。しかし、この模式標本はすでに失われた可能性が高いとされている。 沖縄では漁獲される地域もあるが、シガテラ毒をもつこともあるので、要注意。 Ryohei Miki, Harutaka Hata, and Hiroyuki Motomura (2019). Records of the Barracuda Sphyraena qenie from Japan, with Notes on the Taxonomic Status of Sphyraena nigripinnis (Teleostei: Sphyraenidae). Species Diversity 24: 23-27. |
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第1鰓弓に鰓耙がない。側線鱗数は120-131、普通127-130である。背鰭と臀鰭の最後の軟条は僅かに長く伸びる。ピックハンドルバラクーダに良く似ているが、尾鰭がやや長く、体色は濃青色から黒っぽい色をしており、背鰭と尾鰭は黒いという特徴から区別できる。体長1m以上になる大型種。
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琉球列島では本種に同定される種が分布することが知られていたが、下記論文により正式に日本水域からの記録が報告され、標準和名が付けられた。名前のタツは辰(龍)に由来する。
Sphyraena nigripinnisは、日本から報告されたものであるが現在は実態不明で放置されている。この種は、S.qenieによく似た特徴を持ち、実際にS.qenieの古参同物異名である可能性が示唆されている。しかし、この模式標本はすでに失われた可能性が高いとされている。 沖縄では、本種と同定される種が漁獲されているほか、水中写真による記録もある。漁獲される地域もあるが、シガテラ毒をもつこともあるので、要注意。 Ryohei Miki, Harutaka Hata, and Hiroyuki Motomura (2019). Records of the Barracuda Sphyraena qenie from Japan, with Notes on the Taxonomic Status of Sphyraena nigripinnis (Teleostei: Sphyraenidae). Species Diversity 24: 23-27. |
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琉球列島では本種に同定される種が分布することが知られていたが、下記論文により正式に日本水域からの記録が報告され、標準和名が付けられた。名前のタツは辰(龍)に由来する。
Sphyraena nigripinnisは、日本から報告されたものであるが現在は実態不明で放置されている。この種は、S.qenieによく似た特徴を持ち、実際にS.qenieの古参同物異名である可能性が示唆されている。しかし、この模式標本はすでに失われた可能性が高いとされている。 沖縄では、本種と同定される種が漁獲されているほか、水中写真による記録もある。漁獲される地域もあるが、シガテラ毒をもつこともあるので、要注意。 Ryohei Miki, Harutaka Hata, and Hiroyuki Motomura (2019). Records of the Barracuda Sphyraena qenie from Japan, with Notes on the Taxonomic Status of Sphyraena nigripinnis (Teleostei: Sphyraenidae). |
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琉球列島では本種に同定される種が分布することが知られていたが、下記論文により正式に日本水域からの記録が報告され、標準和名が付けられた。名前のタツは辰(龍)に由来する。
Sphyraena nigripinnisは、日本から報告されたものであるが現在は実態不明で放置されている。この種は、S.qenieによく似た特徴を持ち、実際にS.qenieの古参同物異名である可能性が示唆されている。しかし、この模式標本はすでに失われた可能性が高いとされている。 沖縄では、本種と同定される種が漁獲されているほか、水中写真による記録もある。漁獲される地域もあるが、シガテラ毒をもつこともあるので、要注意。 |
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第1鰓弓に鰓耙がない。側線鱗数は120-130、普通127-130である。背鰭と臀鰭の最後の軟条は僅かに長く伸びる。ピックハンドルバラクーダに良く似ているが、尾鰭がやや長く、体色は濃青色から黒っぽい色をしており、背鰭と尾鰭は黒いという特徴から区別できる。体長1m以上になる大型種。
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Sphyraena nigripinnisは、日本から報告されたものであるが現在は実態不明で放置されている。この種は、S.qenieによく似た特徴を持ち、実際にS.qenieの古参同物異名である可能性が示唆されている。しかし、この模式標本はすでに失われた可能性が高いとされている。
沖縄では漁獲される地域もあるが、シガテラ毒をもつこともあるので、要注意。
Ryohei Miki, Harutaka Hata, and Hiroyuki Motomura (2019). Records of the Barracuda Sphyraena qenie from Japan, with Notes on the Taxonomic Status of Sphyraena nigripinnis (Teleostei: Sphyraenidae). Species Diversity 24: 23-27.