サクヤヒメジ

Upeneus itoui Yamashita, Golani and Motomura, 2011

形態・特徴 眼を通る褐色の縦帯があり、ヨメヒメジに似る。しかし、尾鰭の上葉には斜めに走る暗赤色と白色が交互に見られる帯があり、下葉は一様に暗赤色であることはヒメジに似る。また、ヒメジやヨメヒメジの髭は黄色であるのに対し、本種の髭は白色である。背鰭棘は7本。紅海や西部インド洋に生息する外部形態のよく似た<I>U. pori</I>とは、本種の鰓耙数は22~25本(<I>U. pori</I>は25~28本)であることなどで区別される。
分布 沖縄島、鹿児島県、宮崎県、高知県、愛媛県。
生息環境 水深4~40 mの砂底域に生息する。ヨメヒメジの群れに混じって泳ぐ本種の水中写真も撮影されている。
食性 動物食性。
その他 釣りなどで漁獲され、食用となる。
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